新国立劇場バレエ団 不思議の国のアリス 6月上演

世界を熱狂させた大人気作!エンターテインメント性と芸術性を兼ね備えたカラフルな魔法の世界、待望の再演

世界で最も多忙なコレオグラファーの一人であるクリストファー・ウィールドンが手掛けた初めての物語バレエ。
音楽には映画やテレビ番組での音楽を手がけるジョビー・タルボット、美術には数々の作品でトニー賞を受賞しているボブ・クロウリーという錚々たるアーティスト達が集結、英国ロイヤルバレエで 2011年に初演。世界を席巻したこのプロダクションは世界有数のバレエカンパニーがレパートリー化しており、アジアでは唯一新国立劇場バレエ団だけが上演を許可され、2018/2019 シーズンの開幕公演として上演された。
ウィールドンはインタビューで「この作品は伝統的なクラシック・バレエではなく、ミュージカル・シアターとバレエの融合、ハイブリットだ」と回答。原作の世界を見事に視覚化したカラフルでポップな美術、最新の照明・映像技術で構成された舞台は、観客を惹きつけてやまない魅力に溢れており、プロジェクション・マッピングなど現代アートが織り込まれつつも、生身の人間によるパフォーマンスの素晴らしさを存分に堪能できる、まさに極上のライブ・エンターテインメント。

オープニングはアリス一家の自宅で開かれたティーパーティー。ここでこの作品に登場する主要メンバーが揃い、主役のアリス、彼女の母と父、家族の友人であるルイス・キャロル、そしてアリスがほのかな恋心を抱く庭師のジャックが登場。
メインキャラクターは現実の関係性を維持したまま、不思議の国の住人たちに変身!アリスの母は強烈なハートの女王、父は気弱なハートの王、ルイス・キャロルはいつも忙しない白ウサギ、庭師ジャックはハートのジャックとなり、それぞれ同じダンサーによって演じられる。
こうした二重構造で、アリスとジャックの恋物語が現実と夢、そして時空を超えて展開。新しいテクノロジーを取り込みつつも描かれるのは物語と人間であり、観客の心にある“こども”の部分に気づかせてくれる作品。

物語
イギリスにあるアリス一家の自宅でパーティーが始まろうとして いる。アリスは恋する庭師のジャックにジャム・タルトをプレゼン トするが、タルトを盗んだと母親に誤解されてジャックはクビにな ってしまう。悲しむアリスを一家の友人のルイス・キャロルが慰め ようとしたところ、不思議なことが!彼は白ウサギに変身する。
追いかけたアリスが着いたのは、母親にそっくりのハートの女王が 支配する世界。女王のジャム・タルトを盗んだ罪で処刑されそうに なっているハートの騎士の格好をしたジャックを救おうと、アリス の冒険が始まる。
アリスは体が大きくなったり小さくなったり。そして、白うさぎに 誘われ不思議の国の奥深くへ。女王の庭園に忍んできたジャックは 女王に捕まってしまい、裁判が始まる。
不思議の国で出会った不思議な人々と生き物たちが次々と登場し、 ジャックに不利な証言をする。アリスは彼を弁護するが、女王はま すます怒りを募らせ、城内は大混乱に・・・。

概要
2021/2022 シーズン 新国立劇場バレエ団
不思議の国のアリス
Alice’s Adventures in Wonderland© by Christopher WHEELDON
日程:2022年6月3日〜6月12日
全国公演あり。
2022 年 6 月 18 日(土)14:00 高崎芸術劇場 大劇場
6月 19 日(日)14:00
振付:クリストファー・ウィールドン
音楽:ジョビー・タルボット
美術・衣裳:ボブ・クロウリー
台本:ニコラス・ライト
照明:ナターシャ・カッツ
映像:ジョン・ドリスコル/ジュンマ・キャリントン パペット トビー・オリー
マジック:ポール・キエーヴ
芸術監督 吉田都
出演 新国立劇場バレエ団
指揮 ネイサン・ブロック/冨田実里
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
共同制作 オーストラリア・バレエ

舞台写真クレジット
Alice’s Adventures in Wonderland© by Christopher Wheeldon, Designs by Bob Crowley, Puppetry Designs by Toby Olié
撮影:鹿摩隆司

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