タケノコの出荷制限が全て解除され全域で出荷作業が始まる 宮城・丸森町

宮城県丸森町では、一部地域に出されていたタケノコの出荷制限が全て解除され、25日から本格的な出荷作業が始まりました。

県内有数のタケノコの産地丸森町では、原発事故の影響で町内の3つの地域で出荷制限が続いていましたが、3月に全て解除され、2022年は10年ぶりに町内全域で出荷が可能となりました。

25日は、丸森町の耕野地区で朝に採れたばかりのタケノコが放射性物質の濃度を測定する機器にかけられ、安全なものだけが出荷されました。

生産者は「一つひとつ厳密に検査をするので、安心して食べてほしい」と話していました。

丸森町のタケノコは、町内の直売所や角田市内の道の駅で販売されます。

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