チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、アントニオ・リュディガーの今夏退団を認めた。
リュディガーは今シーズンいっぱいでチェルシーとの契約が満了となり、レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン移籍が囁かれている。そんな中トゥヘル監督は、ウェストハム・ユナイテッド戦後のインタビューでリュディガーの去就に言及。「彼はクラブを去りたいと考えている。私との個人的な会話でそれを伝えてきた」と語った。
「私とクラブは全てを捧げたが、制裁のせいでこれ以上は戦えない。制裁がなければ、少なくとも戦い続けることは出来たはずだが、手が縛られている。私たちはこの結果を受け止めていない。これは彼の決断だ。彼は重要な人物でシーズン終了までそうあり続けるだろう。だから彼がいなくなるのは寂しい。ドレッシングルームでも勇気を与えてくれたからね。卓越したレベルで50〜55試合に出場するような勇気をね。この1年半で、彼はトップDFだった。その上で別の解決策を見出す必要がある」。