「何かおかしい」に乃木坂46・樋口日奈、吉田ウーロン太が出演。主題歌は三浦透子の「intersolid」に決定

テレビ東京ほかで5月31日からスタートする連続ドラマ「何かおかしい」(火曜深夜0:30)の追加キャストが発表。乃木坂46・樋口日奈、吉田ウーロン太がレギュラー出演することが分かった。

ドラマは、ラジオ番組の生放送中のちょっとした違和感が思わぬ悲劇を巻き起こす、リアルタイム進行型ヒューマンホラー。原案は、インターネットを中心に活動するオカルトホラー作家の雨穴氏で、ストーリテラーとして出演。主演の濱正悟は、ラジオ局の生放送番組「オビナマワイド」の構成作家・花岡を演じる。

花岡と同じく「オビナマワイド」スタッフ・小野寺に扮(ふん)する樋口は、「小さい頃から、なかなか体験することのない非現実的な怖い話が大好きでしたが、このお話には怖い中に、今の世の中に置き換えて考えさせられるような…どこか身近なものを感じました。ストーリー、そして登場人物たちへの、“何かおかしい”という気持ち悪さを見てくださった方々に体験していただきたいです」とコメント。

また、「オビナマワイド」のミキサー・今岡役を務める吉田は「ブースの外にいるので何だか気楽な、でも責任重大な、不思議な役どころだなあ、というのが台本を読んだ時の感想。で、これどうやって撮るの?というのが台本を閉じた時の感想。いや1日でこの撮影量は絶対無理でしょ!というのがスケジュール表をもらった時の感想。でも、無理じゃなかったんです。その画期的な撮り方とは…乞うご期待!」と、今作ならではの画作りについてアピールしている。

さらに、各話の鍵を握るキャラクターを演じるゲストキャストとして、筧美和子、佐伯大地、杏花、橋本マナミ、中村舞、青木瞭が出演することも明らかとなった。

筧は「台本を読み進めていく中で、今までにないような、なんとも言えない不思議な感覚になりました。爽快!というわけではなく、ジワ~っとした違和感が広がっていくような、これが“何かおかしい”なのか? 新感覚な作品にわくわくしました。現場では本当にラジオのブースに遊びに来たような感じで、皆さんと楽しく話していたらあっという間に終わっていました。何が起こるか分からないこの不思議な世界をぜひ楽しんでいただければと思います」とメッセージを寄せている。

佐伯も「小さな頃からラジオを聴くのが好きだったので、楽しく撮影できたなぁと感じております。いろんな謎が散りばめられたお話なので、謎探ししながら楽しんで見ていただけたらうれしいです。僕の絶妙な心情も謎探しとともに見ていただけたらうれしいです」と語っている。

そして、ドラマ主題歌が、女優としても活躍し、出演作「ドライブ・マイ・カー」が第94回米アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞したことでも話題を呼んだ三浦透子が歌う「intersolid」に決定。

三浦は「先の見えない、どこにたどり着くか分からない螺旋(らせん)階段を登ったり降りたりするイメージで歌った曲です。不安と高揚が入り混じったような不思議なメロディーが、このドラマにとってよいスパイスになればと思っています。放送がとても楽しみです」と楽曲に込めた思いを伝えている。

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