立浪和義・中日ドラゴンズ監督の勝負強さに、プロ野球解説者・谷繫元信が言及

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東海ラジオ『大澤広樹のドラゴンズスペシャル』(火~金17:15~17:57)4月19日の放送で、プロ野球解説者の谷繫元信氏が、中日ドラゴンズの立浪和義監督について語った。谷繫氏は、立浪監督の「勝負師としての勝負強さ、勝負勘」を高く評価した。

谷繫氏は、まず、今シーズンのこれまでのドラゴンズの戦いぶりについて「投打のバランスがいい。投手陣は、長いイニング投げてもらいたいピッチャーは、しっかり長いイニングを投げられる。継投に入ったところでも、中継ぎが安定している。攻撃陣も、打てない時もあるので、それはしょうがないが、次の試合で大量得点を挙げるなど、バランスよく戦えていると思う」と話した。

続いて「谷繫氏が開幕前にドラゴンズをどう見ていたか」聞かれると「(そうあってほしいという)希望というか、そういうころもあったが、うまくいけば、こういう形(好調な状態)になるんではないかなということは感じていた。開幕直後はあまりよくなかったので、これを引きずらないで行ってほしいなと思いながら見ていた」とのこと。

そして「監督・立浪和義をどんな風に見ているか」については「勝負師というか、勝負勘がある。それは、監督が現役のときから感じていた。今の自分のように、メディア側に来て、もう10何年だが、ニフォームを脱いでそのブランクがある場合に、勝負師としての勘というか、勝負所というのが、ユニフォームを着たときにどれくらいで蘇ってくるかということはすごく思っていた。随所にそういうところが出てきているんじゃないかなと思う」

その例として「先日の試合で、柳投手が9回1アウト一塁二塁になったところでマウンドに行って、かけた言葉が『絶対ゲッツー取れるから』だった。その辺だと思う。攻撃陣でいうと、岡林の状態を見て、鵜飼を2番に使ったら、それがどハマりしたという、そういうところがある。だから徐々に蘇ってきたんじゃないかなという風に感じている」と、立浪監督の勝負勘について触れた。

さらに「現役の頃から、ずば抜けたものがあった。試合の中でのポイントであったり、状況に応じて、バッティングの集中力をどれぐらい増すかということが常にわかっていた」と加えた。

大澤広樹のドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週火曜~金曜 17時15分~17時57分

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