待機不要で“自由な海外旅行”が帰ってきた ファストトラックで帰国も意外とスムーズに【レポート】

海外からの帰国時に数日間の隔離や待機が必須とされていたのも今や昔。感染状況が悪化している一部の国・地域以外からの帰国で、ワクチンの3回接種が完了している人については、原則的に自宅等での待機が3月から不要になった。つまり、入国に制限がない国・地域であれば、一切の待機期間なしでコロナ禍前のように自由に旅行できるのだ。

筆者は今回、ワクチンの2回接種が完了した外国人を検疫免除で受け入れているグアムに渡航した。大型連休や夏休みシーズンに海外旅行を予定・検討している人に向けて、日本出発から帰国までの流れの最新状況をレポートする。(取材協力:ユナイテッド航空)

日本出発時/証明書類はスマホ提示でOK

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▲陰性証明を受け取り、無事に帰国

今回、降機から外に出るまでの所要時間は約2時間だったことになる。「My SOS」によるファストトラックの導入前は5〜6時間かかることも珍しくなかったようで、導入による効果を実感した。とはいえ抗原検査のために1時間以上の待機時間が発生することは事実である。待機場所では小さな子どもが飽きてしまったのか延々と泣き続けている場面もあり、特に子ども連れの旅行者にとっては煩わしさを感じることだろう。

海外渡航者が増加するであろう大型連休や夏休みシーズンには、所要時間が大幅に増加することも予想される。渡航先の感染状況に合わせて帰国時の検査を撤廃するなど、水際対策が今後さらに緩和されれば、海外旅行も徐々に気軽なものに戻っていくことだろう。

(取材日:出発/4月18日、帰国/4月23日)

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