「パンドラの果実」物語の鍵を握る謎の男、カール・カーンが第2話から登場

日本テレビ系連続ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」(土曜午後10:00)の4月30日放送・第2話に、安藤政信演じる不老不死を目指す謎の男、カール・カーンが登場。その場面写真が公開された。

ディーン・フジオカが主演を務める本作の原作は、中村啓氏の「SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦」(光文社文庫)。最愛の妻を亡くした警察官僚・小比類巻(ディーン)と、科学界を離れた天才科学者・最上友紀子(岸井ゆきの)が、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当し、科学犯罪対策室に託された法整備や警察機構の対応が追いついていない“不思議で不可解な事件”を、科学捜査ではなく、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく。日本テレビ×Huluの共同製作ドラマとして、4月の地上波放送はSeason1・全10話で完結。その後、HuluオリジナルのSeason2・全6話が独占配信される。

今回、科学犯罪対策室が挑むのは、“埋め込まれた脳内チップ”が鍵となる、プロeスポーツ選手の怪死事件。事件の裏には、「ボディハッカージャパン」という団体が関わっている可能性が高まる。団体の代表はカール・カーン(安藤)と名乗る人物で、科学の力で人間の進化を目指し、不老不死を最終目標にしていた。小比類巻たちは、圧倒的なカリスマ性を持つカーンと対面。最上とカーンは、何か関わりがあるようで…。小比類巻に危険な誘惑をもたらし、最上の過去を知る彼は、今後の展開を左右する重要人物となる。

第2話では、人が真っ白な煙を噴き出して死ぬという奇妙な事件が発生。小比類巻と刑事・長谷部勉(ユースケ・サンタマリア)は、スマートフォンで撮影された事件の映像を見る。その様子は、まるで頭から魂が抜け出たかのようだった。

被害者は、プロeスポーツ選手の田中。彼はチームメートの坂東、三ツ矢と共に試合を終えて打ち上げをしていたところ、店で数人の半グレたちに絡まれて外に連れ出され、鉄道高架下で暴行を受けた。その最中、突如、田中は目と耳から煙を出して苦しみながら倒れ、暴行の主犯格・村田は逃亡。坂東と三ツ矢も、行方が分からなくなっていた。田中は、暴行によって死んだのか、それともほかに原因が――?

捜査一課が村田を追う一方、科学犯罪対策室は田中の死因の究明に当たる。犯人逮捕に関われないのが面白くない長谷部に対し、小比類巻は「“魂”を追いかけるんです」と興味津々だ。小比類巻家の納戸に居候する最上も呼び出され、科学犯罪対策室が捜査を開始。さらに、捜査を進める小比類巻たちは意外な事実へとたどり着き、科学犯罪対策室の今後に関わる重要案件に発展する。

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