「あがら丼」食べに来てね 田辺観光協会がスタンプラリー

14店舗が参加している「あがら丼」「あがら飯」スタンプラリーのポスター

 和歌山県田辺市の田辺観光協会は、地元の旬の食材を使ったランチメニュー「あがら丼」「あがら飯」をPRするスタンプラリーを本年度も実施している。参加店舗で集めたスタンプ数に応じて、抽選で地元特産品などを贈る。期間は来年3月31日まで。

 あがら丼は2007年から始めた取り組み。スタンプラリーはコロナ禍で苦境に立つ飲食店を応援しようと、昨年度に初めて開催。県内を中心に、延べ128人の応募があった。

 本年度は14店舗が参加し、マグロやシラス、熊野牛、梅、シイタケなど、地元の海の幸や山の幸を使った個性的なメニューを提供している。丼だけではなく、サンドイッチやラーメンもある。

 参加店舗のメニューを掲載した応募台紙付きパンフレットを、街なかポケットパーク(湊)や市観光センター(同)、各店舗などで配布。応募はポケットパークへ持参か郵送する。抽選は、前期(9月30日まで)と後期(10月1日~来年3月31日)に分けて実施する。

 スタンプを1個集め、当選した人には「新人賞」として3千円相当の特産品セットを計20人(前・後期各10人)に、3個の場合は「愛好家賞」として5千円相当の特産品セットを計20人(各10人)に贈る。6個は「名人賞」として、5千円相当の特産品3カ月分を計6人(各3人)にプレゼントする。

 観光協会事務局は「感染症対策に気を付けながら、市内を周遊するきっかけにしてもらえたら。1人何回でも応募できるので、気軽に参加してほしい」と話している。

 問い合わせは、田辺観光協会(0739.26.9929)へ。

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