「値上げラッシュ」を乗り切る術を徹底調査…プライベートブランドで 「4割ほど安く」

円安や原油高の影響で、2022年度に入っても食品や日用品の値上がりが続いています。

新年度になっても止まらない値上げラッシュに北海道民からも不安の声。主婦向けのインターネットサイトのアンケートでは光熱費関係のほか小麦やバター、パンなど食料品に関心が高いことが分かりました。

家計を圧迫する値上げ…乗り切るためにはどうすればいいのでしょうか。

プライベートブランドで乗り切る

イオン

プライベートブランドとはスーパーなどが開発し、販売する商品のこと。
大手メーカーより割安な場合が多く、イオンでは日用品や食料品で約5000品目の価格を新年度からも据え置くことを決めました。

プライベートブランドのカップラーメンは95円。一方で 大手メーカーの同様の商品は同じ店舗で170円。
比較するとプライベートブランドの商品が4割ほど安い価格ということがわかります。

そのほか、キャノーラ油は257円。バターは354円など軒並み、大手メーカー品よりも安くなっています。

西友

西友のプライベートブランド『みなさまのお墨付き』は約1200品目を取り揃えていますが、6月末まで値上げしないとのこと。物流の効率化や販売量を拡大するなど、コストカットを進め価格維持を実現しました。

全国展開の規模を活かしてコスト削減を図り、価格を据え置きます。

プライベートブランドの人気商品は?

大人も子どもも大好きなレトルトカレー。西友では、スタンダードなカレーから本場志向のカレーまで全17種類がラインナップしています。価格は91円~と気軽に食べ比べも出来そうです!

そのほかウクライナ情勢で値動きも気になるパスタは213円(600g)。大手よりも4割以上安く、こちらもお値段据え置きです!

「『みなさまのお墨付き』は年平均20%以上、売上高が伸びています。今回の価格据え置きで(大量販売の)メリットがさらに高まり客に還元できる」と西友 宮の沢店 松本 也寸志 店長。

安い理由は?

プライベートブランドが安い理由は、大量販売が可能、物流コストを抑えられる、広告宣伝費をかけないからとのこと。

円安や原油高により、ますます続きそうな値上げ。プライベートブランドを上手に利用してみてはいかがでしょうか。

*みんテレ4月19日OAのものです

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