ブラジル日報協会（林隆春会長）は５月７日午前９時３０分から、日系社会の発展に貢献した人物を表彰する「第６５回プレミオ・パウリスタ」授賞式をサンパウロ市リベルダーデ区のブラジル日本文化福祉協会ビルの大講堂で開催する。伝統の「スポーツ賞」に加え、前回から新設された「日系栄誉賞」「社会功労賞」「文化賞」対象者の約３０人が表彰される。
現在決定している「スポーツ賞」受賞者は次のとおり。▼陸上競技＝宮村節夫エドアルド▼野球＝藤瀬ジョブ▼ゴルフ＝溝口功▼ゲートボール＝上村田上（かみむらたがみ）ジュリオ▼柔道＝アレサンドロ・パニッツ・プグリア▼空手＝新里昌弘▼空手＝ナガミネ・カワノ・カズオ▼健康体操＝橘愛子▼古武道＝阪口信二ルッカス▼マレットゴルフ＝ズレイカ・ゴエス・宇都宮▼パークゴルフ＝井上清セルジオ▼ラジオ体操＝西沢ヒロミ▼リズム体操＝松川香代子▼ソフトボール＝波多野マユミ・カリナ▼相撲＝ダニエル・デ・マセド・ゲデス▼テニス＝安里（あさと）ロドリゴ・ヒロシ▼卓球＝森田真澄美スエリ（以上、敬称略）。
「日系栄誉賞」は日本の「国民栄誉賞」に倣って設置された最高賞。広く日系社会から敬愛され、日系社会の発展に貢献した〝前人未踏〟の多大な業績を残した人物に贈られる。現在受賞が決定しているのは、サンパウロ日伯援護協会（援協）の元会長で現評議員会会長の菊地義治さんと、ブラジル日本都道府県人会連合会会長、援協会長など要職を歴任した与儀上原昭雄さんの２人。
「社会功労賞」は、ブラジル日本文化福祉協会理事の田中和寿ロベルトさん、ブラジル相撲連盟イタペチニンガ支部長の坂下義弘さん、陸上競技アテアビスタ協会会長の木下トオルさん、ノロエステ連合日伯文化協会会長の本田秀人さんの受賞が決定している。
「文化賞」は花柳流金龍会の花柳龍香さん（本名・天野かほる）、琉舞道場師範の具志堅シゲ子さん、画家の小田エルザさん、華道家元池坊華道会ブラジル支部長の河村徳子（とくこ）さん、ＵＰＫ（パウリスタカラオケ連合会長の水谷イサム・ペドロさん、大志万学院校長の川村真由美さんの受賞が決定している。
ブラジル連邦共和国独立２００年も記念して祝う。
パラナ州の受賞者は後日別報。
