カーディフ、サラ飛行機事故を巡りナントに120億越えの賠償金を請求か

 カーディフ・シティが3年前の2部降格がエミリアーノ・サラの死が原因とし、ナントに多額の賠償金を請求している。

飛行機事故で他界したサラ、墜落前に重度の一酸化炭素中毒で意識不明に

 サラは2019年1月21日にナントからカーディフの移籍が決定し、小型機でフランスからウェールズに渡航中、ガーンジー島に近い英仏海峡で墜落事故に遭遇。懸命な捜索の結果、同年2月6日に遺体が発見された。さら飛行機事故によりカーディフはストライカーの補強に失敗し、2018-19シーズンを18位で終え2部降格が決定。するとカーディフは、降格の原因はサラの飛行機事故が一端にあるとし、損失したテレビ放映権や広告、スポンサーシップを含めた賠償金8000万ポンド(約129億円)を要求した。またナントも移籍金で発生した1500万ポンド(約27億円)の支払いを求めており、スポーツ仲裁裁判所により審理を続けていく模様だ。

カーディフがナントに賠償金を請求 Photo Soccrates Images

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