アメリカ政府や軍関連に最適化されたマビッククローン[AUVSI XPONENTIAL 2022]

Blue sUAS基準を満たすTealドローン「Golden Eagle」

今回のXPONENTIALでは、アメリカ合衆国の軍や政府関係という、連邦レベルで使用できるBlue sUASの基準を満たす、もしくは満たそうとしているドローンがたくさん展示されているが、その中一つがTealドローンのGolden Eagleだ。

説明担当者が、

DJIのマビックをBlue sUAS基準のものにした感じだよ

と教えてくれた通り、重量1kg、飛行時間23分となっているが、通信信号のAES256暗号化やFLIRを含む各種カメラ、2軸ジンバル、4K30fps収録など基本的な基準を満たしており、DJI Mavicの代替機を探していた政府関係者や軍関係者には頼もしい機体となっているようだ。

非GPS環境下で飛行可能なSkypersonic「COBRA」

同じブースに展示されていたSkypersonicのCOBRAは、球体のプレペラガードを備え、トンネルなどの非GPS環境下での飛行を可能にするモデルだ。

現在はまだ非GPS環境下での飛行では、横方向へのスライドが出てしまうそうで、高度維持は可能なので、次のバージョンではその辺りを改善したいと、話をしてくれた担当者は語っていた。

▶︎Teal Drone

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