FKAツイッグスが最新ミックステープからディストピアを迎えた「which way」のミュージック・ビデオを公開

By 酒井裕紀

FKA Twigs

UK仕込みの実験的なR&B、そしてその妖艶な雰囲気で人気を博すシンガー、FKA Twigs(FKAツイッグス)が最新ミックステープ『CAPRISONGS(カプリソングス)』から女性3人組のロンドンのグループ、Dystopia(ディストピア)を迎えた「which way」のミュージック・ビデオを公開しました。

グラスゴーのディレクター、Aidan Zamiri(エイダン・ザミリ)が監督を務めたミュージック・ビデオでは、一部の歌詞が飛び交う中ホームビデオで撮影され、彼女のお気に入りの遊び場であるロンドンの街を散歩するのは、これまでになく軽快で幸せそうな様子が垣間見れます。

現地時間25日、FKAツイッグスはパリで開催中の「ルイ・ヴィトン」でアーティスティック・ディレクターを務めた故Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)が手掛けたカミング・オブ・エイジ展に出演。2021年11月に亡くなったヴァージル・アブローという人物を祝うために、他にも大勢の芸術家がルイヴィトン財団の庭園で舞台に上がりました。

1月にリリースされたミックステープ『CAPRISONGS』は、ツイッグス自身の「素晴らしい共演者や友人を通して、自分自身に立ち返る旅」の記録であり、自分の表現するアート性の振り幅を更に押し広げ続け、アーティストとしての進化を示した作品となっています。

© 洋楽まっぷ編集部