財閥令嬢と護衛係のラブストーリーで描く韓国ドラマ風Web動画「愛のサラテクト」配信

アース製薬が、虫よけ剤「サラテクト」の韓国ドラマ風Web動画「愛のサラテクト」(全10話、1話約1~2分)を、4月28日(木)からYouTubeで順次配信する。

「愛のサラテクト」は、財閥令嬢スーアと護衛係サラ・テクトのラブストーリーだ。「命の危機に晒されたヒロイン救われがち」「涙を指でふきがち」「数年後に時間飛びがち」「奇跡の再会しがち」など、韓国ドラマの“あるあるシーン”をふんだんに盛り込みながら、ドラマは展開していく。

キャストには、サラ・テクト役に人気特撮テレビドラマに出演した青木瞭、スーア役を小林涼子、イケメン御曹司のシム役を七瀬公と、人気映画やドラマに出演する注目俳優が顔をそろえている。

韓国ドラマの吹き替え版の雰囲気を目指し、人気声優の⽇野聡(サラ・テクト)と潘めぐみ(スーア)が、吹き替えを担当。日本でも大きな話題を呼んだ韓国ドラマで軍人とその婚約者役で共演した2人が、ラブストーリーを盛り上げる。また、人気韓国ドラマで悪役父子役を担当した奥田寛章と竹本和正が再共演。奥田がシム役、竹本がシムの父役を演じる。さらに、ベテラン声優の日野由利加が、スーアの母役を担当する。

また、キャストのメイクを韓国ドラマ風に近づけるため、韓国メイクを日本人向けに落とし込んだ「ハニルメイク」の考案者として話題のヘアメイクアップアーティスト・石川ユウキが担当した。

続きが気になるラブストーリーや韓国ドラマの“あるあるシーン”を楽しみながら、「サラテクト」ブランドや商品特長がわかる内容になっている。

【「愛のサラテクト」概要】

■タイトル:「愛のサラテクト」(全10話、1話約1~2分)

■配信開始日時:2022年4月28日(木)8:00

■出演:青木瞭、小林涼子、七瀬公、四條寛子、大槻ヒロユキ

■声の出演(吹替):⽇野聡、潘めぐみ、奥田寛章、竹本和正、日野由利加

■メイク:石川ユウキ

■特設ページ:https://www.earth.jp/saratect/special/

■人物相関図

■ストーリー 

▼シーズン1 (1~5話)

スーアは財閥令嬢。御曹司シムとの縁談も進んでいる。不慮の出来事がきっかけで、スーア家の護衛係サラ・テクトと親密な関係に。さらに、スーアとサラ・テクトとの間に運命的なつながりがあることも判明。シムとサラ・テクトの間でこころ揺れ動くスーア。スーアが選ぶのは、一体どっち!?

第1話「やさしい彼」 

御曹司シムから誕生日プレゼントの花束を受け取ったスーア。シムはスーアに愛を語り始めるが、虫に驚いたスーアはベランダから転落。だが、護衛係のサラ・テクトがスーアを無事に抱きとめ、2人は見つめ合う・・。

第2話「そんな気は、さらさら」 

屋台に出かけたスーアを護衛するサラ・テクト。肌寒そうなスーアを見たサラ・テクトは上着をかけてやり、2人の距離が急接近し、見つめ合う2人。サラ・テクトから離れたスーアは「私に気があるの?」とその場を繕い、サラ・テクトは「そんな気はさらさら・・・」と気持ちをごまかす。

第3話「1日じゅう守る彼」 

酔って上機嫌なスーアをおんぶして道を歩くサラ・テクト。そこにスーアの婚約者シムが現れ、「君はスーアを守れるタマじゃないんじゃないか?」とサラ・テクトに敵意を見せる。だがスーアは、「そんなことない!サラ・テクトは、1日しっかり守ってくれたのよ!」とかばう。

第4話「涙を拭いて」 

階段にたたずむスーアと、護衛するサラ・テクト。スーアがある曲を口ずさむと、その続きをサラ・テクトが歌う。その曲は、スーアが少女時代に虫に襲われた時に助けた少年時代のサラ・テクトが歌ってあげた曲だった。2人は過去に出会っていたことがわかり、スーアの流す涙をサラ・テクトが親指で拭きとる。

第5話「愛の障壁」 

スーアとサラ・テクトの関係に反対するスーアの母は、大量の金塊でサラ・テクトを諦めさせようとする。サラ・テクトは受け取らず、「いつか必ず私がリッチになって、お嬢様を迎えに来ます」と宣言し、スーアの元から去っていく。

▼シーズン2 (6~10話)

スーアはシムと結婚し、10 年の歳月が経っていた。ある日、クールに様変わりしたサラ・テクトと再会し、再び気持ちが揺れ動くスーア。そんな中、シムに関する衝撃の事実を知ったスーアは刺されてしまう。スーアの運命は!?そして、サラ・テクトとの愛の行方はいかに!?

第6話「クールになった彼」

結婚10周年を迎えたスーアとシムが川沿いを2人で歩いている。シムの持つ紙袋には、結婚記念日の大量のプレゼントが。そのプレゼントの1つが落ち、ある男性が拾い上げる。拾ったのはサラ・テクトだった。思わぬ再会を果たした3人。スーアはクールになったサラ・テクトに驚く。

第7話「ふたりの距離」

2人きりで話をするスーアとサラ・テクト。海外留学のあと起業したと話すサラ・テクトは、変わらぬスーアの美しさを語る。だがスーアは、すでに結婚しており、五つ子がいることを明かす。驚くサラ・テクト。さらにスーアは「子どもを守っていかなきゃ」と話す。

第8話「衝撃の事実」

スーアとの結婚によって財閥が手に入ったと高笑いするシムの父と、複雑な表情を見せるシム。2人の話を聞いたスーアは、結婚に隠された衝撃の事実を知ってしまう。怒ったスーアは花瓶の水をシムにぶちまけ、家を出ていく。

第9話「スーア、刺される」

家を出たスーアは、夜の路上で倒れてしまう。スーアに駆け寄ったサラ・テクトが「私がついていれば、こんなことには・・・」と語りかける。スーアの腕には何か所も虫に刺されたあとが。スーアは涙を流しながら気を失い、サラ・テクトは「お嬢様ーーーー!」と絶叫する。

第10話「世界でいちばん」

3ヶ月後。スーアは記憶を失っている。ボロボロの格好で現れたサラ・テクトが「安心してください。悪い虫はもう来ません」と告げるが、記憶を失ったスーアはサラ・テクトが誰かわからない。ショックを受けるサラ・テクトは、その場に崩れ落ちる。だが、思い出の曲をサラ・テクトが口ずさむと、スーアは記憶を取り戻す。2人は抱きしめ合い、ついに愛をつかむ。

◆『大人もハマる!韓国ドラマ 推しの50本』の著者 渥美 志保さんが韓国ドラマ“あるある”を解説!

「財閥令嬢の護衛係が制服かーい!」と突っ込みつつも、身分違いの恋と三角関係を描いた「サラテクト」のWeb動画は、韓国ドラマの記号的なあるある、パロディがたっぷりと盛り込まれています。例えば「コケた女の子をとっさに抱きかかえる男子」とか、「薄着の女子の肩に、自分の上着をかけてあげる」といった場面は、韓国のラブコメでは頻繁に見る光景。「抱きかかえる」なんて、これをやらない韓国の恋愛ものはないんじゃないか、というほど。最近は「コケた男子を、抱きかかえる女子」という逆バージョンも次々登場しています。

「財閥の恋や結婚の裏では、金と権力をめぐる陰謀が進行している」や、「恋に落ちた二人が実はその昔に運命的に出会っていた初恋の相手だった」という展開も、王道のストーリーライン。「記憶喪失」は最近は少し減ってきている印象もありますが、韓国ドラマにおいては今も頻出するエピソードといっていいかもしれません。

こうしたエピソードをさらに盛り上げるのは、なんといっても激情型のサブキャラたち。「サラテクト」では、サラ・テクトを目の敵にする粘着系のスーアの恋人シムや、サラ・テクトに娘との関係を金で諦めさせようとするスーアの母親の、なんでそこまで?と思うほどの憎々しさをパロディしていて、つい笑ってしまいます。恋人が怒りに任せて握りしめる拳のアップとか、なぜかそこで盗み見ているお母さんとか、ディープなファンでなくとも何度も繰り返し見た場面ではないでしょうか。

でもベタな韓国ドラマにおいて、愛はこうした状況に全然負けません。母親の買収を敢然と拒否したサラ・テクトは海外で成功し、そしてなぜか偶然再会……というのは、実際のドラマでも突っ込みたくなる展開ですが、すかさずイケメンの意味不明なシャワーシーンで視聴者の目をくらませ(これもまさに韓国パターン!!)、考えるすきを与えません。「スーアが刺される!」というクライマックスには、「上手い!」と爆笑してしまいましたが、そんな大事件を経て愛の奇跡が起こる展開も、まさに韓ドラ。

最終エピソードの「エンドロール」がこれまでの名場面集、なーんていう細部まで韓国ドラマらしく作られています。

渥美 志保

ライター、コラムニスト。映画やドラマ、人物インタビュー、コラムなどを数多くの媒体で執筆。90年代から韓国映画、韓国ドラマにハマり、20年以上にわたり多くの俳優、監督、作家、アイドルなどを数多く取材。また釜山映画祭には20年にわたり通い続ける。 ELLEオンラインにて韓国ドラマ連載「推しのイケメン、ハマる韓ドラ」好評連載中。著書に『大人もハマる!韓国ドラマ 推しの50本』。

<俳優>

■青木 瞭(サラ・テクト役)

応募総数約5,000人の中から選ばれ、秋元康プロデュースの劇団「劇団4ドル50セント」の劇団員として活動を開始。

2018年からミュージカル「テニスの王子様」青学部長手塚国光役として出演後

2020年9月~テレビ朝日「仮面ライダーセイバー」で、富加宮賢人/仮面ライダーエスパーダ役でレギュラー出演。

【コメント】

--ご自身の役の見どころ

スーア家の護衛係のサラ・テクト役です。

財閥令嬢のスーアをいつも近くで見守っていているうちに、恋に落ちてしまいそうになる場面など、お嬢様のために頑張る姿を見ていただきたいです。

--役でこだわった、注意した点

お嬢様と護衛係という身分の違う立場で、スーアに想いを寄せるということで、自分の想いを抑えないといけないという、苦しみを見せられたらな、と思いながら演じました。

--撮影時の裏話

季節外れの雪が降り、1℃前後のとても寒い中で叫んだシーンでは、小林さんと2人で震えながら暖をとり、役に向き合い頑張りました。笑

--視聴者へのメッセージ

初めまして!サラ・テクト役の青木瞭です!

今回の撮影は、実は二日間しかない中での撮影だったのですが、本当にスタッフさんや共演者の方々とは半年くらい共にしたのではないかという程の安心感が生まれました。その雰囲気や仲の良さが映像通して伝わると嬉しいです!

一からサラ・テクトを作り上げて、本当に楽しく演じさせていただいたので、たくさんの方々に見ていただきたいです!

1話1話、韓国ドラマあるあると、サラテクトの効きめなどが、絶妙にマッチしているのも見所のひとつです!

そして、吹き替えで声をのせていただくという新しい挑戦でもあったので、皆様お楽しみに!!

■小林 涼子(スーア役)

生年月日:1989 年 11 月 8 日

出身地:東京都

趣味:バレエ スキューバダイビング ヨガ ピラティス

特技:ワイヤーアクション/英会話/韓国語/中国語/パンシェルジュ3級/乗馬免許

経歴:2008 年 TVNavi『読者が選ぶドラマ ・ オブ ・ ザ ・ イヤー 2008』  助演女優賞

2008年日刊スポーツ『第 12 回ドラマグランプリ 』 助演女優賞

【コメント】

--ご自身の役の見どころ

まだ本当の愛を知らない財閥令嬢のスーアが、サラ・テクトとシムの間で揺れ、そして「愛」を知って、成長していきます。短いWeb動画の中ではありますが、10話の中にスーアの喜怒哀楽、様々な心情がギュッと詰め込まれていて、共感していただけると思います。

--役でこだわった、注意した点

財閥令嬢ということで、美しい立ち居振る舞いを心がけました。

また、韓国ドラマならではの胸キュンシーンは、短くても感情が伝わるよう、監督さん達や、共演キャスト皆さん(サラ・テクトやシム)とお話しながら一つ一つこだわってお芝居を作っていきました。

まさかの日本語吹き替えなので、口の動きも少しズレるよう、監督さんがセリフも工夫してくださっています。

そんな細かいところまで見ていただけたら嬉しいです。

--撮影時の裏話

本読みの時から、助監督さんに韓国文化を教えていただいたり、「こうした方が韓国ドラマっぽいかな?」とか、「OOドラマのこのシーンっぽく!」とか… ディスカッションをさせて頂きました。

さらにオリジナリティを出せるよう、お芝居も丁寧にリハーサルさせていただき、韓国語で歌を覚えたり…と、とにかくチームの熱量が高く、とても楽しい撮影でした。

--視聴者へのメッセージ

一度はこんなに愛されてみたい…♡と、韓国ドラマ好きはもちろん、そうでない方々にもキュンとしていただけるWeb動画になったと思っています。

スーアの目線で皆さまにもドキドキ♡キュンキュンしていただけたら嬉しいです。

<声優>

■日野 聡(サラ・テクト役吹き替え) 

8月4日生まれ、サンフランシスコ出身。声優、ナレーター。

主な出演作はアニメ「鬼滅の刃」(煉獄杏寿郎)、「オーバーロード」(アインズ・ウール・ゴウン/モモンガ)、海外ドラマ「愛の不時着」(リ・ジョンヒョク)、「ディスカバリー・オブ・ウイッチズ」(マシュー・グード)。

【コメント】

真っ直ぐで頼もしい人物【サラ・テクト役】の吹き替えを担当させて頂きました日野聡です。みんなが真面目にやればやるほど映像的にとても面白くなるという非常に楽しい収録現場でした。この斬新なWeb動画は必見です!

■潘 めぐみ(スーア役吹き替え)

6月3日生まれ、東京都出身。

2011年に『HUNTER×HUNTER』の主人公・ゴン=フリークス役に抜擢され本格的に声優デビュー。

主な出演作に、『リトルウィッチアカデミア』(アツコ・カガリ役)『ハピネスチャージプリキュア!』(白雪ひめ/キュアプリンセス役)、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(アルテイシア役)、『ULTRAMAN』(北斗星司役)、『攻殻機動隊 SAC_2045』(江崎プリン役)、『愛の不時着』(吹替:ソ ダン役)など。

【コメント】

韓国ドラマへのオマージュとリスペクト、何より愛を感じました。

まさかこの世界線で愛が実を結ぶ事になろうとは。

物語や設定は勿論、シチュエーションに演出など「あるある」が余す事なく…現場でも盛り上がりました。

それでいて商品のポイントがわかる。

出演された俳優の皆さんにも敬意を込めて、演じさせて頂きました!

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