世界三大デザイン賞のひとつを大分市の地場の企業が受賞しました。いったいどんなデザインでしょうか。
記者リポート
「こちらの杖、ワンタッチで開きます。自立するのでイスに座った時や両手を使いたいときに便利です」
立てられる杖「クロスポッド」は、3DのCG制作や産業用機械の設計など、幅広く手掛けている、大分市の「ケイ・デザイン」が企画・制作しました。
22年3月、ドイツの「レッドドット・デザイン賞」を受賞。27日、ケイ・デザインの佐藤代表が大分市長に受賞を報告しました。
杖の置き場所に困るという高齢者のニーズから2017年に開発に着手。改良を重ねて去年5月に現在の形が完成し、受賞に至りました。
ケイ・デザイン 佐藤浩司代表
「将来の高齢化社会に向けて何か役に立つものを考えよう。使って楽しみや元気が出る商品を作りたい」
クロスポッドはインターネットで販売しています。