13市町村で窃盗30件か…「生活に困ってやった」 沖縄県警、容疑で男性を摘発

 沖縄県警捜査3課は26日までに、県内6市3町4村で閉店後の飲食店や無人の事務所に忍び込み、金品を盗むなど30件(被害総額59万円)の窃盗事件を繰り返したとして、那覇市の建築作業員の男性(48)を窃盗などの容疑で摘発したと発表した。男性は3月17日付で、窃盗未遂などの罪で起訴された。現在は保釈中。

 県警によると、男性は仕事を終えた深夜、無人となった店舗や事務所を物色して回ったという。施錠された扉をこじ開け侵入し、レジの現金や手提げ金庫などを盗み出したとされる。国頭村から糸満市まで本島各地で、犯行を繰り返していたとみられる。「生活費に困ってやった」などと容疑を認めているという。

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