奈良が誇るラーメン激戦区・富雄を解説!第二弾<奈良ラーメン新時代>

奈良が誇るラーメン激戦区・富雄を解説!第二弾<奈良ラーメン新時代>

大阪へのアクセスの良さから、奈良市有数のベッドタウンでもある近鉄富雄駅周辺。関西のラーメン業界でも注目を浴びている富雄エリアにまた動きがあったので、vol.7でお伝えした『奈良が誇るラーメン激戦区・富雄を解説』の第2弾です ( *˙︶˙*)و。今回ご紹介するお店は『銀影丸』『麺屋いちびり とみお店』。

一軒目は、今年の3月1日にグランドオープンを迎えたばかりの【銀影丸】。

今まで奈良になかったタイプのラーメンが味わえると話題のニューフェイスです。
オスス麺は『魚介清湯拉麺塩』。

ココがポイント!

日替わりの鮮魚から生み出すオリジナリティ溢れるスープ!

店内に入ると、お寿司屋さんを思い浮かべるほどの鮮魚特有の香りにまず驚かされます。
それもそのはず、スープの軸となる素材は鮮魚。魚の種類はその時期の旬などによって変えていて、私が取材させていただいた時はマグロと鯛でした。

宇和島産の鯛をメインに使い、魚本来の素材の味を生かしたスープは、今まで奈良では味わえなかったテイスト。
丁寧な下ごしらえで臭みは押さえられてあり、全体を纏める塩ダレの旨味もポイントのひとつ。

店主は“魚介出汁100%”にこだわって、日々スープに向き合っておられるそう。
自家製の細ストレート麺は国産の小麦を三種類ブレンドしたもので、小気味よい歯ごたえと小麦の香りが際立ち、すっきりとしたスープに寄り添うような麺です。

トッピングとして着目したいのが、珍しい漬けマグロ。スープで熱が入るとレア加減で味わえ、下味が付いていてスープとの調和も絶妙です。

ほかにもヤングコーンに春菊、鰹節ではなくシビ節と言われるマグロ節と、一つひとつの具材が光り、最後まで飽きさせない一杯に仕上がっています。

「魚介のみのスープはどうしても好みが出るので、一人でも多くのお客さんにうちのラーメンを知ってもらい、食べてみてほしい」と店主さんは語ってくれました。
※内観は撮影禁止ですのでご注意ください。

麺屋 いちびり とみお店

次にご紹介するのは、橿原に本店を構える【麺屋 いちびり】がついに富雄に進出! と奈良のラーメンフリークがザワついた【麺屋 いちびり とみお店】です。

2021年7月1日に富雄駅の程近くにオープンされました。
オスス麺は『特製つけ麺』。

ココがポイント!

人気の魚介豚骨に食べ盛りの学生に嬉しい太っ腹サービスも!

本店で人気の魚介豚骨のつけ麺が、こちらでも看板メニューになっています。
ポイントは、麺に本店とは違う平打ち麺を使用しているところ。埼玉県の村上朝日製麺所から取り寄せる中太麺で、ツルツルとしてピチッとした弾力があり、食べ応え十分。

通常の麺量が200gで、大盛りは400g、特盛は500gと100g毎に+50円で増量でき、大盛り以上を注文すればおかわりのつけ汁が無料でいただけるという嬉しいサービスも!

そんなこだわりの麺を引き立てるつけ汁は、魚介の豊かな香りが立ち込めて濃厚そうですが、食べてみるとサラッとしていて重さやクセがなく、ボリュームのある麺もペロリと食べさせるしっかりとした旨味があります。

特製トッピングにすれば、肉厚のチャーシューが2枚とトロトロの味玉がプラス。
つけ汁の中にもチャーシューの細切れとメンマがたっぷりと入っていて、食べ盛りの学生のお腹も満たされること間違いなし!

「諸先輩方が作り上げてきた奈良県屈指のラーメン激戦区への挑戦で、気づかされることがたくさんあります。“量が多くても最後までおいしく食べられる一杯”を目指し、学生さんの多い富雄でも頑張っていきます」と、代表の濱田さん。
コロナ禍もなんのその、こだわりの一杯で勝負をかける新店にぜひ足を運んでみてください!

◆Information情報
銀影丸
住所/奈良県奈良市富雄北1-13-13
電話/非公開
営業時間/11:00〜13:30、17:30~ 21:00(スープ売り切れ次第終了)
定休日/不定休
駐車場/なし

麺屋いちびり とみお店
住所/奈良県奈良市富雄元町2-6-22 JOスクエア富雄 1F
電話/0742-52-4545
営業時間/11:00~15:00、18:00~22:00
定休日/火、第3月(祝の場合は営業)
駐車場/なし

ブログ『麺バカTAR-KUN~全国制覇の野望~ 麺伝説』

twitter@tarkunramengary

© 株式会社エヌ・アイ・プランニング