旅人へひとこと

大阪府豊中市は旅人が思わず空を見上げちゃう町なんです。

グルメ旅をするならば、その町で働く公務員に聞くに限る。

第3弾は大阪府豊中市です。

旅人はついつい見上げちゃう。飛行機好きにはたまらない町。

大阪府豊中市は、大阪国際空港（伊丹空港）への着陸経路にあたっていることもあって、空を見上げるとど迫力の飛行機を見ることができます。

そこに住んでいる人にとっては当たり前の風景でも、旅人にとってはそれも魅力です。

「空を見上げて飛行機を見ている人は、地元の人じゃないって気付いちゃいます」
案内人にそう言われて、ちょっと恥ずかしくなってしまいましたが、ついつい見上げちゃうんですよね。豊中市には「飛行機撮影の聖地」とまで言われる『千里川土手』もありますが、町中でも自身の地元では感じることのできない音と風景に驚きます。

今回は豊中市の南部、庄内駅を中心に歩きました。

駅の近くには対面式で昔ながらの販売を続ける『豊南市場』があったり、『大阪音楽大学』を中心に「音楽にあふれるまち」づくりが進められています。

花壇の縁石がピアノになっていたり、公園の滑り台が五線譜になっていたりと、町中にも音楽をモチーフにしたものがあって、大学と一緒に町のイメージが高まっていけばいいなぁと感じました。
市場の中にもグランドピアノが設置されていて、自由に演奏できるようになっていましたよ。

桜と飛行機と阪急電車の穴場スポット

飛行機好きの人に、春限定のおすすめスポットがあります。

庄内駅から少し北に歩いたところになる『さくら広場』。
災害時の一時避難場所としても整備されているこの広場では、春には満開のソメイヨシノが咲き誇ります。

広場内は飲食禁止なので、お酒を飲んだり騒いだりする人も折らず、穏やかな時間が流れています。

ここだけのとっておきが、この風景。

桜の花越しに、空港に向かう飛行機をばっちり撮ることができます。

広場のすぐ隣には、阪急電車が走っているので、こちらも撮影スポットとしてイイ感じ。

さくら広場

〒561-0854 大阪府豊中市稲津町１丁目１１−１

桜を楽しんだあとは、『喫茶 初恋』へ。映画にもなりそうなレトロな雰囲気の喫茶店ですが、ちょっと変わった特徴があります。

恋の甘さとほろ苦さを感じる映えスイーツ

レトロな雰囲気にぴったりのプリンは、ちょっと堅めでしっかりとした口あたり。目一杯のホイップで写真映えもばっちり

こちらで提供するメニューはすべて、恋にまつわる名前が付いています。

青いクリームソーダは「マリッジブルー」、プリンは「恋の裏町のジェラシー」、ブレンドコーヒーは「もう子供ぢゃないの」といった具合。

メニューを見るとつい笑みがこぼれてしまいそう。
恋人とでも、友人とでも、一人でも、恋を感じて楽しみたいですね。

喫茶 初恋

〒561-0831 大阪府豊中市庄内東町２丁目５−６

豊中市も素敵な町でした。

さて、次はどこに行こうかなぁ。

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＊この記事は2022年3月時点の情報を基に作成しています。

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ライター：があ