子どもたちが輪になって自由に話し合う姿 コミュニケーション力の原点描き出す 「こどもかいぎ」公開決定

ドキュメンタリー映画「うまれる」シリーズを手掛けた豪田トモ監督による最新ドキュメンタリー映画「こどもかいぎ」が、7月より劇場公開されることが決まった。

「こどもかいぎ」は、保育園を舞台に、さまざまなテーマで輪になって話し合う「こどもかいぎ」の中で、一生懸命に自分の思いを言葉にする子どもたちの姿や、時にはケンカをしながらも対話から他者への配慮や優しさを学んでいく姿を捉えた作品。コミュニケーション力の原点を気づかせてくれる作品になっているという。主題歌には、ゴダイゴの「ビューティフル・ネーム」が使用されている。

ナレーションを務めるのは糸井重里。糸井は「弱点を言い合ってる、そんな今の世界と逆の世界が『こどもかいぎ』にはある。ね。」とコメントを寄せている。また、豪田トモ監督は、「子どもたちの「かいぎ」は、カメラが揺れてしまうほど面白かった。でも、そんな笑いの中から、「対話」が子どもたちのたくさんの力を伸ばし、いじめや不登校、虐待など、彼らを取り巻く社会問題の解決につながることを確信した。正解の見えない社会で、大人が残せるものは、こたえではなく、こたえの導き方なのだと教えてもらった」と、手ごたえを見せている。

【作品情報】
こどもかいぎ
2022年7月よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
配給:AMG エンタテイメント

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