「徳地」へおいでマルシェ 5月7日  重源の郷に「おしゃれな市場」やテントサウナ

▲「重源の郷」

 山口市と「重源の郷及び徳地地域活性化プロジェクトチーム」が主催するイベント「重源さんゆかりのパワースポット『徳地』へおいでマルシェin重源の郷」が、5月7日(土)午前9時半から午後4時まで、重源の郷体験交流公園(山口市徳地深谷)で開かれる。   

 会場には、徳地地域のとれたて野菜や加工品などがズラリと並ぶ「おしゃれな市場」が軒を連ねる。その中でも、猪肉のメンチカツや焼き鳥など、徳地産食材を使ってこの日のために考案されたメニュー「超元(重源)気になる食」には注目だ。    

 さらに、同地域で季節料理店を営んでいる美濃吉による「和空間喫茶コーナー」や、テントサウナが体験できるコーナーは人気を集めそう。また、「徳地まちじゅうボランティアガイド」によって徳地や重源の郷の魅力を無料で案内してもらえる「ツアー」や、開催時間中に出現する「なりきり重源さん」とツーショット写真を撮ると「おしゃれな市場」で使用できるクーポン券がもらえる「チャンス」など、徳地の魅力を存分に楽しむことができる企画が、多数用意されている。    

 同イベントは、2021年6月に重源上人生誕900年を記念して開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止された。だが、「重源の郷のさらなる活性化とその経済効果を徳地地域全体へ波及させたい」という思いのもと、約1年の延期を経て今回開催が決まった。「緑豊かで空気のきれいな徳地。連休のお出かけスポットの一つにいかが。来場の際は、マイバッグを持参してほしい」と主催者。  

 入場には大人(高校生以上)520円、小・中学生310円の入場料が必要だが、イベントが開始される9時半から11時まで、入場料と同額の「おいでマルシェ」クーポン券が配布(なくなり次第終了)され、当日限り場内で使うことができる。さらに、アンケートに回答すると、先着400人に徳地産の自然薯を使った「重源饅頭」がもらえる。    

 なお、雨天および新型コロナウイルス感染拡大状況により中止となる場合がある。開催状況は重源の郷公式サイト(http://www.chogen.co.jp/)でも確認することができる。問い合わせは、山口市観光交流課(TEL083-934-2810)へ。    

 重源の郷は、かやぶき屋根の民家や水車など、昔ながらの山村風景を再現した体験的山村交流公園で、1998年4月にオープンした。園内には、藍染め・紙すき・そば打ち・竹細工などが体験できる施設や、食事処などがある。

▲この日も藍染めなど体験できる

 さらに、遊歩道には四季折々に変化を見せる木や花が植栽されており、特に6月は、3000本のショウブ、5000本のアジサイなどが咲き、来場者の目を楽しませる。

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