去年12月、山陽本線で起きた貨物列車の脱線事故で、保安検査した国がJR貨物などに対し改善措置を講じるよう指示しました。
この事故は去年12月八本松駅から瀬野駅の間で貨物列車の車両の一部が脱線したものです。
JRは国に対しコンテナに積み込まれた荷物に偏りがあったことや、運転士が他の列車を停止させる措置などを行っていなかったことを報告していました。
それを受け保安検査を実施した国がJRに対し来月末までに改善措置をとるよう指示したものです。
JR貨物は「改善指示内容を重く受け止め安全管理の徹底と再発防止に取り組んでいく」とコメントしています。