三条市清掃センター(新潟県三条市)、火災ごみの撤去および施設の仮復旧が完了

火災現場(三条市の報道資料より)

新潟県三条市は28日、先月28日に発生した三条市清掃センターの火災について、火災ごみの撤去および施設の仮復旧が完了したと発表した。

火災現場である不燃ごみピットにおいて、今月21日に火災ごみの撤去を行ったほか、6日に火災で損傷した破砕屋根へ防水シートを設置した。また、電源の再確保を行ない、施設の仮復旧は完了したという。現在、被害調査などを実施しており、修繕を必要とする箇所を詳細に確認した上で本復旧に向けた必要な対応を明確にしていく予定。

一方、火災の原因となったリチウムイオン電池等二次電池(充電式の電池)が可燃ごみ・不燃ごみに混入することを防ぐため、電池の適切な処分方法の周知を強化していくほか、今後、公共施設などに専用回収ボックスを設置していく。

なお市では、専用ボックスが設置されるまでの間、市のホームページ(家庭ごみの出し方)で周知している「リサイクル協力店」の回収ボックスなどに出しもらうか、各メーカーに問い合わせてもらい可燃ごみ・不燃ごみとして出さないよう呼びかけている。

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