横須賀・米海軍空母から放射性廃棄物搬出 コンテナ3個分を米国本土へ

米原子力空母と運搬船に抗議する基地監視の市民団体=米海軍横須賀基地近くの海上

 在日米海軍横須賀基地(横須賀市)に配備中の原子力空母ロナルド・レーガンの保守作業で生じた低レベルの放射性廃棄物が28日に搬出され、運搬船に積み込まれた。米本土に運ばれ、最終処理される。

 廃棄物は低レベルの放射能を帯びた雑巾、プラスチックシート、作業手袋などでコンテナ3個分。搬出は午前9時ごろから11時15分ごろまで行われ、大型クレーンでつり下げられたコンテナが空母から運搬船に移された。横須賀での搬出は原子力空母ジョージ・ワシントンが配備された翌年の2009年以降、15年と20年を除いて毎年実施され、12回目という。

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