あるアイテムを使えば簡単!学校の「おたより・プリント」整理術

おはようございます!整理収納アドバイザーのサチです。

この時期、片づけの現場やセミナーなどでよくご質問いただくのが

「学校から配られるおたよりは、どのように収納すればよいですか?」

というもの。

特に年度始めは最もおたよりの多い月であり、膨大な紙の量に心折れそうになりますよね…。我が家でも3人の子どもたちが1年生、4年生、6年生のとき、4月の一週目に持ち帰ったおたよりが、90枚ほど!その量に絶望したものでした。

一見、厄介なおたより管理ですが、「あるアイテム」を使うと管理が驚くほど楽になります。

今日は、誰もが知っているおなじみのアイテムを用いた、おたより管理の方法をご紹介します!

最強のおたより管理ツール=「バインダー」

【1】場所を選ばず使える身軽さ

私がおたより管理におすすめしたいアイテム…それは、バインダーです。

バインダーの最大の魅力は、すぐに手に入れられ、なおかつ、フックさえあればどんな場所でも活用できるところ。

マグネットを貼れない場所でも、ホワイトボードがなくても、フックを付けさえすれば、そこに引っかけるだけで、掲示板のような場所が作れます。

例えば、ダイニングなど家族全員がよく目にする箇所にフックを付けてバインダーを下げれば、そこが情報ステーションに。

人別にバインダーを準備して、それぞれの大切なおたよりを挟んでおけば、家族みんながシェアできる壁一面の情報ステーションができあがります。

食事中にこの情報ステーションをながめながら、学校の予定や部活のこと、週末の試合のことなどを、親子で紙を確認しつつ会話することができるのは、すごく便利ですよ!

【2】情報の「差し替え」ができる

おたより管理にバインダーをおすすめするもう一つの理由は、バインダーなら情報の差し替えがすぐにできるということ。

例えば週報は、毎週新しいものにアップデートされますよね。

子どもたち自身で古い週報を抜き、新しい週報に入れ替えれば、バインダーの情報を常に最新の状態にできます。

また、運動会や学級PTAなど、少し先に予定されている行事のおたよりは、開催日順に並べて挟んでおき、終わった行事のおたよりから抜き取ればいいだけ。

そうすれば、常に直近の行事のおたよりが最前面にくることなり、行事の情報を把握しやすくなります。

【3】単体で立てかけられる

意外と気づかれていないバインダーの特長が、単体で立てかけられるという点。

上の写真は、書類整理でおなじみのクリアファイルを立てかけたところ。クリアファイルはとても便利で使いやすいアイテムですが、ご覧の通り、自立が難しいアイテムでもあります。

立てかけてもすぐに雪崩がおきてしまうため、立てかけてその存在を目立たせておくことはなかなかできません。

一方、バインダーなら楽に立てかけられます。

わが家ではフックで壁面に引っかけているバインダーですが、ファイルスタンドなどに立てかけてデスクに置いても、安定した姿を見せてくれます。

書類は倒れたり雪崩を起こしたりすると、確認すべき大切なおたよりまで埋もれてしまいますが、バインダーなら埋もれる心配もなく安心です!

まとめ

おたよりも含め、書類整理ときくとどうしても、ファイルボックスや専用の書類整理アイテムを準備したくなるものですが、細分化したり収納ケースなどにぴったり入れなくても、シンプルな管理方法の方がわかりやすいものです。

大量のおたよりを前に、その整理から逃げ出したくなってしまっている方にこそ、バインダーを用いてのシンプル管理をおすすめします。

まずは、お子さんが持ち帰ったおたよりを挟んで見えるようにすることから、始めてみませんか?

新年度のおたよりや保管書類が出そろった直後のいまこそ、おたより環境を整える絶好の機会です。ぜひ参考にしてくださいね。

☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!

© アイランド株式会社