YOASOBI with ミドリーズの「ツバメ」をスカパラがカバー! 長濱ねるも参加

NHKでは5月1日から、子ども向けSDGs番組シリーズ「ひろがれ!いろとりどり」のテーマソングであるYOASOBI with ミドリーズの「ツバメ」のいろいろなバージョンと、SDGsマインドを育む歌を月替わりで放送していく特別枠「みんなのうた~ひろがれ!いろとりどり」(NHK Eテレ 日曜午後6:55、NHK総合 5月25日午後3:55)がスタート。5月は、東京スカパラダイスオーケストラによるコラボ曲「ツバメ~スカパラバージョン」が登場する。

「ツバメ」は、今最も子どもや若者に人気のある音楽ユニット・YOASOBIが制作した楽曲。「ともに生きる」というテーマで募集した物語の中でグランプリに輝いた「小さなツバメの大きな夢」(乙月ななさん・15歳)を原作に作られたSDGsソング。ボーカルのikuraと多様な5人のこどもユニット・ミドリーズが歌い、演出振付家・MIKIKO氏がインクルーシブなダンスの振付をしている。

東京スカパラダイスオーケストラのボーカル&ドラム・茂木欣一は「国境とか、世代とか、いろんな人たちがカテゴライズしがちなことを全部取っ払って、すごくピュアな気持ちで、今回たくさんの人たちと、心を一つにして、『ともに生きる』ということを表現した楽曲になりました。この曲で、みんながより羽ばたけるような感じになったらうれしいなと思っています」と楽曲について説明する。

歌唱で参加する長濱ねるは、「スカパラさんのアレンジと、片倉高校吹奏楽部の皆さんのパワフルな演奏が相まって、ミドリーズのみんなと終始楽しく歌って踊らせていただきました。私自身あらためて音楽の持つパワーを実感する機会になり、吹奏楽などを通して中・高校生の皆さんにもより広く知っていただけるのではと思っています。この曲がさまざまな方に届き、未来について一緒に考えていくきっかけになるとうれしいです」とメッセージを寄せている。

また、演奏を務めた、東京都立片倉高等学校吹奏楽部の部長・植村陽介さんは「新型コロナウイルス感染症の影響で活動できない部活がたくさんある中で、この企画に参加させていただいているので、そういう方々の気持ちも背負って、多くの人の心に響くような演奏をしようと臨みました。吹奏楽部として、音楽の力でみんなが笑顔になるような世界を望んでいます」と心境を伝える。

ミドリーズのリーダー・あつきは「スカパラバージョンを聴くと、みんな体が自然と動いちゃって、レコーディングの時もずっと踊りながら歌いました。今回のダンスは、みんなで合わせて踊るところと、それぞれが自由に踊るパートがあって、みんなの個性が出ていて、とっても楽しかったです! ぜひたくさんの人に聴いてみてもらいたいです!」とアピールしている。

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