日本とW杯で対戦!メッシと同等以上の市場価値があるスペインの6人

ワールドカップのグループステージで日本代表と戦うことになったスペイン代表。

ここでは、『Transfermarkt』での市場価値がリオネル・メッシの6000万ユーロ(83億円)と同等以上に設定されているスペイン選手を取り上げる。

ペドリ

市場価値:8000万ユーロ(111億円)

バルセロナに所属する19歳のMF。

「アンドレス・イニエスタを彷彿とさせる。純粋な才能ということなら、彼は世界一だ。間違いなく。ゲームの理解力こそが、彼を偉大にするもの。3人に囲まれて、失うだろうと思ったところでも失わない」とチャビ監督が絶賛するほどの天才だ。

本人もイニエスタを比較されることを好んでいるが、父親にイニエスタと同じ髪形にしてとお願いしたところ、「彼はハゲているから無理さ」と言われてしまったというエピソードも。

ゲーム好きで初給料でプレステ5をゲットしたというが、給料は両親が管理しており、「今やりたいことは両親に家を買うか、今の自宅を改築すること」と語る孝行息子でもある。

ロドリ

市場価値:7000万ユーロ(97億円)

マンチェスター・シティに所属する25歳の大型MF。

ジョゼップ・グアルディオラ監督が惚れ込むほどの完成度の高さを誇り、「彼はタトゥーもピアスもしていない。ヘアスタイルも守備的MFらしいものだ。アンカーはああいう感じでなければいけない」と指揮官はその容姿も絶賛している。

そんなロドリは「僕はタックルをあまりしない。違うやり方でボールを奪う。他の選手たちは常にタックルしたりする。でも、自分は体がかなり大きい。地面に倒れれば、もう一度行く前にかなりの時間を浪費してしまう。だから、ボールを奪う別のやり方があるんだ」と語っているほか、シティ加入初日から英語を操るなどインテリジェンスを感じさせる選手である。

ミケル・オヤルサバル

市場価値:7000万ユーロ(97億円)

レアル・ソシエダに所属する25歳のFW。

左利きの左ウィングながら、得点力、テクニックだけでなく判断力にも優れる。さらに守備意識も高い。

ルイス・エンリケ監督も「GKにプレッシングするために獣のように40メートルを走る”9番”としてプレーできるオヤルサバルのような選手が必要」と高く評価。

ただ、3月に前十字靭帯損傷の重傷を負い、W杯出場が危ぶまれている。

それでも、「ミケルが持っている強さ、性格、フィジカルレベルをもってすれば、長期の怪我であっても速く回復できると信じている」と指揮官は強い信頼を口にしている。

マルコス・ジョレンテ

市場価値:6000万ユーロ(83億円)

アトレティコ・マドリーに所属する27歳のMF。

もとはレアル・マドリーで育成されたボランチだったが、ディエゴ・シメオネ監督がアタッカーにコンバートしたことで一躍ブレイクした。

もともとテクニックや視野、俊敏性を備えていたが、抜群のフィジカルを武器に攻撃センスが開花。

91分という時間帯に時速35.4キロのスピードを叩き出したほか、片足ジャンプで115.5cmを記録するほどの身体能力を誇る。

「自分にはスピードとスタミナという高レベルのフィットネスがある」と本人も自負しているほど。

代表では右SBとしても起用されており、スペースメイク術などサッカーIQの高さは折り紙つき。

ちなみに、彼が母親にあげた犬の名前は「アンフィールド」。息子がリヴァプールとのCLで鮮烈な活躍を見せたことで、母親がその名前をつけたそう。

アンス・ファティ

市場価値:6000万ユーロ(83億円)

バルセロナに所属する19歳のアタッカー。

クラブの最年少記録を塗り替えてきた神童で、メッシが背負ってきた10番も託された。カンテラ時代に久保建英と同僚だったことでも知られている。

そのカンテラ時代には履いていたスパイクがぼろぼろで痛みの原因となっていたため、ビクトル・バルデス監督が自腹で新しい物を買ってあげたこともある。

現在ともにプレーするダニ・アウヴェスは「アンスはゴールを決めるために生まれてきた。サミュエル・エトーを思い起こさせるね。ディフェンスを壊すマシーンさ」と得点感覚を絶賛。そのエトーは「彼がメッシを引き継ぐ者になることを願う」と、ファティをメッシの後継者に指名している。

ガビ

市場価値:6000万ユーロ(83億円)

バルセロナに所属する17歳のMF。スペインに彗星の如く現れた超新星だ。

弱冠17歳と62日でスペイン代表史上最年少デビューを果たし、「サッカーの申し子」とルイス・エンリケ監督から絶賛されたほどの才能を持つ。また、ダニ・アウヴェスも「競争心のかたまりのような信じられないクオリティがある選手」と絶賛している。

技術の高さはもちろんのこと、左右両足が使えるうえ、出し手にも受け手にもなれる。体格は小柄ながら、アグレッシブで球際での負けん気の強さも魅力の一つだ。

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幼い頃からスパイクの紐を結ぶのが苦手だったため、ほどけた状態までプレーしていることでも知られている。

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