地域の名店グルメが続々「函館空港」がリニューアル…五島軒のコラボカレー

「地元住民が立ち寄る空港に」という想いのもと、函館空港の一角に新たなスポットが誕生しました。

飛行機を利用する予定がなくても、つい訪れたくなる新たな名所とは一体…?

今回は、地元自慢のグルメを集めた「1854 HAKODATE」を調査してきました。

地元グルメが集まる「1854 HAKODATE」

「ほかの空港でも見たことがない」
「ここだけで色々な名店の味が楽しめる」

など、利用者から高い評判を集めているレストランが「1854 HAKODATE」です。

3月30日に函館空港ターミナルビルにリニューアルオープンした施設で、地元が誇る名店の味が揃います。

創業1879年の五島軒とのコラボカレーに、

1901年に創業した阿佐利本店の鶏すき焼きうどん定食など、地元の名店とタッグを組んだ約25品が新たに増えました。

このリニューアルに地元民からは「めちゃくちゃ良いと思う。ここだけで色々な名店の味が楽しめるので、すごくおすすめしやすい」と、好評です。

土産物売り場や総合案内所もリニューアル

さらに、土産物売り場もリニューアルしました。

北海道南部を代表するお土産約1000点を揃えたほか、サケの代わりにおみくじをくわえている「函館熊みくじ」など、ここでしか買えない品もあります。

そしてもう一つの注目は、総合案内所「がっつり道南」です。定番の観光地に加え、知られざる観光名所を紹介するコーナーも設けました。

北海道エアポート函館空港事業所の山縣 未和美さんは「地元の方からも“ここ知らない”や、“ここやっぱり素敵な場所だよね”という声をいただきます。みなさん、思い思いで知らない情報をゲットしている」と話します。

地域からも愛される空港を目指して

函館空港は、コロナ禍前の2018年度には179万人近くの利用客がいましたが、2020年度は58万6440人と大きく落ち込んでいます。

今回のリニューアルには、観光客以外にも地元住民が立ち寄りやすい空港にしたいという思いがあるんだとか。

北海道エアポート函館空港事業所 商事部の佐藤 拓郎部長は「地域の名店コラボメニューを用意し、空港旅客だけでなくて地域のお客様にも楽しんで頂きたい」と語ります。

観光客も地元住民も満喫できる空間を目指す、函館空港。

函館に住む人はもちろん、旅行や出張で訪れた際はリニューアルした空港にも注目してみるといいかもしれません。

*みんテレ4月7日OAのものです

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