こんにちは!ソロキャンパーのもめです。私がキャンプを始めたきっかけでもある「ゆるキャン△」ですが、そろそろ映画公開が近づいてきましたね。今回はそんなゆるキャン△から、なでしこがはじめてソロキャンプをした聖地、静岡県にある「野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場」を紹介します。実際に聖地を巡っている様子もお送りするので、聖地巡礼キャンプの参考にしてくださいね。
なでしこの初ソロキャンプ地!『野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場』のゆるキャン△登場シーンは?
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場は、冒頭でも触れた通りゆるキャン△の聖地です。
まずはどんなお話で登場したのかを振り返ってみましょう。
野田山健康緑地公園はコミックスだと7巻、アニメだと第2期にあたる「ゆるキャン△2」の第7~8話で登場します。
しまりんのソロキャンプをずっと見てきたなでしこ。そんななでしこも「ついにソロキャンプをしたい」としまりんに相談しました。
しまりんにキャンプ場の選び方や注意点などを聞き、自分のはじめてのソロキャンプの地として、今回紹介する野田山健康緑地公園を選んだのです。
「今回はソロキャンプなんだ!」とお姉さんに車で送ってもらうことはなく、自分の足でソロキャンプ旅に出かけるなでしこを見ていると、ソロキャンプを始めたばかりだった頃の自分に重ねてしまいます。
なでしこが巡っていた富士川周辺の聖地スポットは、最後に私が訪れている様子とともに紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
静岡にあるロケーション抜群なキャンプ場!『野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場』の基本情報
野田山健康緑地公園は、作中では無料でキャンプができる場所でした。
現実にも数年前までは無料の公園でしたが、2021年8月に野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場としてリニューアル。現在は管理されている有料のキャンプ場となっています。
有料にはなってしまいましたが、その分設備や売店、区分けなど利用のしやすさがアップしています。
それでは、野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の特徴を紹介していきます。
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の特徴【1】富士山と駿河湾を望むロケーション
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の特徴としてまず挙げられるのは、素晴らしいロケーションです。
高台に位置するため、大迫力の富士山と駿河湾、富士市の街並みを楽しむことができます。海と富士山を同時に楽しめるキャンプ場は、意外とレアなのではないでしょうか。
少し残念なのは、一番メインのテントサイトでは、視界の多くが木に覆われてしまうところでしょうか。テントで座ったまま富士山や駿河湾、すべてを望めるスポットは少ないです。
それでも、数十秒ほど歩くだけで、駿河湾の絶景が見られるのは嬉しいポイントです。
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の特徴【2】夜は一面の夜景を楽しめる
高台にあるキャンプ場の楽しみといえば夜景。
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の夜景も素晴らしく、キャンプ場を見下ろす形での景色も楽しめます。
夜景が一番見えるスポットは、メインのテントサイトから坂を登った先にある、2つのテントサイト。
現在(※)は場所指定で予約ができるわけではないので、狙って夜景スポットにテントを張るのは難しいです。
ただ、別の場所にテントを張っていても、歩いて行ける東屋から景色を楽しめます。夜の散歩がてら夜景を見に行けるのは楽しいですね。
※公式サイトによると2022年8月1日ごろから別枠予約を開始する予定だそう。詳しくは公式サイトをチェック!
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の特徴【3】市街地に近いのに自然を感じられる
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場は、携帯の電波が時折悪くなるほどには山の中にあります。しかし、市街地や高速道路のICが近く、意外とアクセスは悪くありません。
それなのに、街の喧騒とはまったく無縁の場所なので、便利かつ富士山や海など大迫力の自然を楽しめます。街も自然も楽しめてお得ですね。
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の特徴【4】グループキャンプ・ファミリーキャンプ向き
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場を実際に利用した印象ですが、管理されるようになった現在は、ソロキャンプよりもグループキャンプ・ファミリーキャンプ向きだと感じました。
区画サイトもしくはオートサイトのみなので、ソロでもファミリーでも使えるスペースは同じ。ソロだと少々持て余すくらいのスペースがあります。
また、料金は区画ごとの固定料金で、人数が関係ない制度になっているので、一区画で利用する人数が多いほどお得に利用できると言えます。
以上のことから、ファミリーキャンプ、グループキャンプに特におすすめできるキャンプ場だなと感じました。
ただ、ソロキャンパーにも嬉しいポイントはあります。なんと、ソロ向けの料金が用意されており、ソロで一区画を利用する場合、一般利用よりも1,000円割引かれます。
割引前の金額だと1人利用には少々ハードルが高い価格なので、ソロキャンパー向けの料金制度があるのは大変ありがたいです。
ゆるキャン△聖地『野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場』は設備も充実!
ここからは、野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の設備について、写真つきで詳しく紹介していきます。
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の設備【1】テントサイト
こちらが一番メインのテントサイトの様子。
区画サイトなので地面はロープで区切られています。
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の設備【2】展望スポット
キャンプ場内にある坂を登っていくと、なでしこが作中で夜景を見に行っていた展望スポットへ辿り着きます。
現在は真ん中のベンチの両脇がテントサイトに指定されているので、もしここが取れたらかなり快適かつ最高なキャンプになりそうです。
上で紹介したメインサイトからは離れており、プライベート感満載の雰囲気の中で夜景が独占できちゃいます。
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の設備【3】売店(管理棟)
キャンプ場へ入って1番最初に見えるのがこの管理棟兼売店。
売店では薪や簡単なキャンプ道具をはじめ、ゆるキャン△グッズまで揃っています。
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の売店でしか買えないグッズもあるようなので、ゆるキャン△目的で訪れたなら是非一見したいところ。
薪は燃やしやすい針葉樹が、500円で紙袋に詰め放題です。
時期や天候にもよるかもしれませんが、私の時はよく乾燥して良い薪が多かったように思います。
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の設備【4】トイレ
トイレは管理棟前にあります。展望スポットのサイトにテント張ると、トイレまでの距離が少々遠いと感じるかもしれません。
トイレは新しく、キャンプ場としてはかなり綺麗なほうだと思います。
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の設備【5】ゴミ捨て場
トイレの横にはゴミ捨て場があります。ゴミを捨てやすくてありがたい。
また、炭はこのゴミ捨て場ではなく、炊事場の隣に捨てることができます。
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の設備【6】東屋
駐車場の横には大きな東屋があります。
悪天候時にはみんなで避難できそうなくらいには広いです。雨の日の撤収時にも便利に使えるかもしれませんね。
野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場の設備【7】炊事棟
こちらが炊事棟。なでしこが料理をしていたところです。なかなか綺麗にされてますね。
ちなみに作中ではここでしか火が使えないことになっていましたが、リニューアル後はテントサイトでも火の利用が可能になっています。
ただし、直火禁止なので、焚き火をするときは焚き火台を使用しましょう。
『野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場』へ聖地巡礼に行ってみた!周辺のゆるキャン△聖地も楽しむ
先日、私も野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場へ聖地巡礼を兼ねてソロキャンプへ出掛けてきました。ここからは、聖地巡礼の様子を少しお見せしちゃいますね。
なでしこが寄っていたところは一通り立ち寄っているので、ぜひ野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場への聖地巡礼の際にお役立てください。
※移動手段がバイクだった関係もあり順番はなでしこと多少異なります。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【1】富士山本宮浅間大社でソロキャンプの成功を祈る
まずは、富士山本宮浅間大社にお参りへ。
浅間大社は、富士山信仰によって全国に祀られた1,300余りの浅間神社の総本宮と称されている神社。真っ赤な建築が立派です。
ちょうど桜が満開の時期で、お花見も楽しめちゃいました。
この構図は漫画でも見覚えがありますね。
聖地巡礼ソロキャンプの成功を祈りましょう。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【2】「お好み食堂 伊東」でお好み焼きを食べる
少し早めのお昼として、なでしこが寄っていた「お好み食堂 伊東」へ。
作中ではなでしこがお腹を空かせながら待っていましたが、現実にも大人気店。
お昼ピーク前に到着しましたが、1時間ほど待ってからの入店になりました。
時間に余裕があるなら開店前、もしくは15時頃などお昼ピーク後なら比較的すぐに入れるかもしれません。
さて、名物の五目しぐれがやってきました。なでしこも食べていたしぐれ焼です。お好み焼きと焼きそばが融合しています。
待っている間にお腹が好きすぎて大サイズを頼んでしまいました…でかい。
もちもちで具だくさん。お肉も海鮮も入っていて、お口の中が楽しいです。甘口ソースがまた美味しい。
ちなみになでしこが頼んでいましたが、昼間でもおでんがいただけるそう。
注文方法がわからず私は頼みませんでしたが、食べながら周りを見ていると、どうやらセルフサービスで選び、すべて同じ値段なので本数でお会計するみたい。
次回は店員さんに、「おでんも食べたいです!」と言ってみることを心の中で決めました。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【3】ローカルチェーンスーパー「POTATO」で買い出し
漫画では一コマ、しかもしまりんと桜さん(お姉さん)に写真を送っている様子でしか登場していない買い出しシーン。
具体的にどこの店舗かはわかりませんでしたが、コミックス内のスーパーの名前は「TOMATO」。そしてこのあたりのローカルチェーンスーパーの名前が「POTATO」。
確実にこのスーパーで買ったんだろうなと思い、伊東の近くの淀川店へ。
それっぽい写真が取れたので満足しつつ、私もキャンプの買い出しを済ませます。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【4】なでしこが最初に降り立った駅「西富士宮駅」もチェック
次は鉄道駅2か所です。まずは西富士宮駅。なでしこが最初に降り立っていた駅です。
特別なにかがあるわけではありませんが、なんとなく寄りたくなってしまいます。
もう少し気持ちに余裕があれば、電車で徒歩キャンしたかった…。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【5】なでしこが降り立った「富士川駅」もチェック
お次は富士川駅。なでしこはこの駅から野田山健康緑地公園へ歩いていきます。
富士川駅周辺の歩道橋からは見事な富士山を見ることができました。テンション上がります。
というか、ここからキャンプ場まで5kmほどあるんですが、これをキャンプ道具背負って歩くなでしこのポテンシャル……強い。
キャンプ場の方角はこっちのほうです。
なかなかに山。
「我こそはなでしこ!」という方は歩いて向かってみると、一層ゆるキャン△を感じられると思うので、ぜひ。そしてそのお話を聞かせて欲しい。
ゆるキャン△聖地巡礼ルート【7】野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場に到着!
富士川駅を後にして、私はバイクでキャンプ場へ向かいます。
ちなみに、富士川キャンプ場へのルートはいろいろとあります。大雑把に紹介すると以下の地図の通り。
上のルートが公式サイトでもおすすめされているルートで、私もこのルートで行くと思っていたのですが、いつの間にか下のルートを走っていました。
実は下ルート、おそらくなでしこが歩いた道なんです。
何も考えずに走っていたら下ルートを走っていたので、富士川駅周辺から最短ルートを引くとこのルートになるのかもしれません。
なでしこが通ったルートだとわかって少し嬉しくなりましたが、このルート、バイクや車の人にはまったくおすすめしません。本当にやめた方が良いです。(笑)
その理由は道のりがハードすぎるから。
半分くらい林道みたいなものです。車はすれ違えません。
私はバイクだったので何とか…といった感じでしたが、ファミリーキャンプなどで大きな車を走らせるなんて方は本当にやめておきましょうね。おそらく通行が難しいところもあります…。
ということで、激ハードな道を登ってゆき、何とかキャンプ場に到着。
受付を済ませて設営完了。富士山が見えそうなところにしました。
その後のキャンプでは、アニメゆるキャン△を見ながらなでしこがやっていたホイル焼きを作ったりと、聖地巡礼キャンプを楽しむことができました。
ゆるキャン△聖地の野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場で聖地巡礼キャンプを楽しもう!
今回は、ゆるキャン△からなでしこがはじめてソロキャンプをしたキャンプ場、野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場を紹介しました。
有料化されて、さらに利用しやすくなった野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場。
ロケーションがよく、新しく設備・サービスも充実しているので、初心者キャンパーにもおすすめのキャンプ場です。
ゆるキャン△を見て「キャンプをしてみたい!」と思った方は、なでしこの足取りを追いながら、野田山健康緑地公園 富士川キャンプ場でキャンプデビューも楽しいかもしれませんよ。