「イオン佐世保四ケ町店」オープン アルバ西沢2階 アーケード内に復活 長崎

開店と同時に買い物客でにぎわう「イオン佐世保四ケ町店」=佐世保市島瀬町

 イオン九州(福岡市)が運営する「イオン佐世保四ケ町店」が29日、長崎県佐世保市中心部の四ケ町アーケードにある西沢本店「アルバ西沢」(島瀬町)2階にオープンした。
 同アーケードにあった「イオン佐世保ショッピングセンター」(同町)は今年2月末に閉店。地域住民からアーケードでの買い物が不便になるという声が寄せられ、西沢本店の協力で開店が実現した。売り場面積は618平方メートルで2階のほぼ半分。婦人と紳士服、肌着、ペットフード、日用消耗品などを販売する。
 午前10時にオープンした。同市湊町のパート勤務、山口里美さん(42)は「車がなく、歩いて日用品の買い物ができて助かる。子ども服が充実すれば、もっとうれしい」と語った。
 蜷川徳幸店長は「地域の力でイオンを残すことができて感謝している。今後、お客様の意見を聞きながら、品ぞろえなどを進化させていきたい」と話した。
 同ショッピングセンターの建物は解体され、2025年に複合ビルが完成する予定。イオン九州は再出店を計画している。


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