テントやタープの設営時に必要なペグ。テントなどにもともと付属しているペグを使うのもいいですが、地面の状況によって付属のペグでは対応できないことも。あらゆる地面で使えるペグを持っておくと、いざというときに活躍してくれますよ!そこで今回は、筆者が実際に使用しているおすすめのペグをご紹介します。
/moose/ room works(ムースルームワークス)の『Valve Steak(バルブステーク)』
愛用しているペグは、北海道のガレージブランド/moose/ room works(ムースルームワークス)の『Valve Steak(バルブステーク)』というペグです。『Valve Steak(バルブステーク)』は、Mini・Short・Longの3サイズが展開されており、地面の状況に合わせて使い分けすることができるんです。
また、ペグの形状も特殊で使い勝手がとても良いのがポイント。
ここからは詳しく『Valve Steak(バルブステーク)』の魅力をお伝えしていきます。
『Valve Steak(バルブステーク)』は踏んで刺す! 子どもにも安心してお手伝いをお願いできる新感覚のペグ
従来のペグであれば、ハンマーで叩くときに命中しなかったり、自分の手を叩いてしまったりして怪我をする可能性がありますよね。ファミリーキャンプで子どもが「お手伝いしたい!」と言っても、なかなかお願いできないことも。
そんなときに『Valve Steak(バルブステーク)』が活躍します!
『Valve Steak(バルブステーク)』は一般的なペグと少し異なる形状をしており、ペグのヘッド部分が円形のフラットな形。手で押したり足で踏んだりしてもしっかり刺さりますし、ハンマーを使用してもフラット部分の面積が広いため叩きやすいのが特徴です。
お手伝いをしたがる子どもにも安心してお願いできるアイテムになっています。
硬い地面でも軽々突き刺さるからどんなシーンでも頼りになる!
素材にSUH35(耐熱銅)を採用している『Valve Steak(バルブステーク)』は、硬い地面でも難なく突き刺さるのが魅力。
地面が硬くて付属のペグが刺さらないときでも、『Valve Steak(バルブステーク)』がグイグイ突き刺さります。
付属のペグをメインに使っている人でも、数本持っていれば「ペグが刺さらなくて設営できない……!」なんてことにならず、安心できるでしょう。
3サイズを展開しているから“地面の状態”に合わせて使い分けができるよ!
『Valve Steak(バルブステーク)』シリーズには、Mini・Short・Long の3サイズがあります。
サイズによって使用シーンが異なるため、それぞれ詳しくお伝えします。
『Valve Steak Mini』
『Valve Steak Mini』は、手のひらに収まるほど小さなサイズです。
長さが約9cmと短いのが特徴で、焚き火シートやグランドシートなどを留めるのに最適なサイズ。
もちろんヘッドは円形でフラットな形をしていますので、一般的なペグに比べて凸凹しません。
展開されている3サイズの中では最もコンパクトなタイプですが、手で押しても足で踏んでもハンマーでも命中しやすいのがおすすめポイントです。
【スペック】
- 打撃部分:約30mm(刻印あり)
- 軸長:約89mm
- 軸径:5mm
- 素材:SUH35
- 製造:鍛造
- 重量:約39g
『Valve Steak Short』
『Valve Steak Short』は、芝生や土など、一般的な地面に使いやすいサイズのペグです。
約15cmと、テントやタープを固定するのに最適な長さ。付属のペグをなくしたり、硬い地面で付属のペグが入っていかないときに使用するといいでしょう!
【スペック】
- 打撃部分:約35mm(/moose/ロゴ刻印あり)
- 軸長:約150mm
- 軸径:8mm
- 素材:SUH35
- 製造:鍛造
- 重量:約100g
『Valve Steak Long』
一般的なペグだと、ぬかるんで柔らかい路面に頑張って打ち込んでもスッと抜けてしまうことがあります。
そんなときに『Valve Steak Long』が活躍!
約25cmと長めの設計をしているため、ぬかるんで柔らかい地面や雪上などでもしっかりとペグが刺さり、テントやタープ設営が可能に。
雨の日にキャンプをする際は、数本持っていると安心できるアイテムです。
【スペック】
- 打撃部分:約35mm(/moose/ロゴ刻印あり)
- 軸長:約250mm
- 軸径:8mm
- 素材:SUH35
- 製造:鍛造
- 重量:約138g
『Valve Steak(バルブステーク)』をおすすめできるのはこんな人
ここでは、『Valve Steak(バルブステーク)』をおすすめできる人について解説します。
足で刺せる&打ちやすいペグが欲しい人
ここまででご紹介した通り、『Valve Steak(バルブステーク)』のペグヘット部分は円形のフラット状になっています。そのため、足で踏み込んで刺す際も、ハンマーで打つ際も命中しやすいのが魅力。
手軽にペグを刺したい人や足で踏み込んでペグ打ちしたい人におすすめできます。
どんな路面でも難なく打てるペグが欲しい人
一般的にテントやタープなどに付属しているペグは、プラスチック製などの耐久性の低いものが多いんです。
付属のペグだけでは対応しきれない地面のキャンプ場も多いので、さまざまな場所でキャンプを楽しみたい方は、SUH35という素材を使って鍛造製造している強度の高い『Valve Steak(バルブステーク)』を数本持っておくのがおすすめです。
いろんな長さのペグが欲しい人
『Valve Steak(バルブステーク)』には、Mini・Short・Longの3サイズが展開されています。焚き火シートやグランドシートにはMini、一般的な路面であればShort、ぬかるんで柔らかい地面や雪上ではlongなど、それぞれ長さによって便利に使えるシーンが変わります。
いろんな長さのペグが欲しいと考えている人に、3サイズ展開している『Valve Steak(バルブステーク)』はおすすめです。
『Valve Steak(バルブステーク)』をおすすめできないのはこんな人
ここでは、『Valve Steak(バルブステーク)』がおすすめできない人についてお伝えします。
あまりコストをかけたくない人
『Valve Steak(バルブステーク)』は、素材や製造方法にこだわって作られているため、プラスチック製やスチール製のペグと比べるとどうしてもお値段は高くなります。
耐久性・強度が高い、打ちやすいなど、こだわり条件が出てきてから選ぶといいでしょう。
付属のペグで満足している人
テントやタープに付属しているペグで満足している人には、『Valve Steak(バルブステーク)』は必要ないかもしれません。
ただ、地面の状況によっては付属のペグで対応しきれないことがあるので、3〜5本程度は強度のあるペグを用意するのがおすすめですよ!
使い勝手が良い&強度の高いペグを使ってより快適にキャンプを楽しもう!
今回は北海道のガレージブランド、/moose/ room worksが展開している『Valve Steak(バルブステーク)』をご紹介しました。
円形でフラットな形をしているため、足で踏み込む、手で押す、ハンマーで打つなど、いろんな使い方ができます。
手軽に足で踏んで刺せるのは、一番のおすすめのポイントですよ♪
気になる人は、/moose/ room worksの『Valve Steak(バルブステーク)』をチェックしてくださいね〜!