主人公の愛犬の声優をつとめ視聴者を引きつける津田健次郎

俳優の間宮祥太朗が主演を務めるフジテレビ系ドラマ「ナンバMG5」で、第1話スタート時からその好演ぶりが話題の主人公・難波剛(間宮)の愛犬・松(まつ)の声を声優の津田健次郎がつとめていることを、各メディアが報じた。

同ドラマは小沢としお氏の「ナンバMG5」と「ナンバデッドエンド」(秋田書店)が原作。筋金入りのヤンキー一家「難破家」の次男・難破剛(間宮)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学して物語が展開。これまでのヤンキー作品とはひと味違うことも話題になっている。

家族の中でその異変にいち早く気づくのが、剛が小さいころから“弟”としてかわいがっている、柴犬の松(豆三郎)。松は、剛を“アニキ”として慕っているが、第1話では、学ランを着た剛を見て尾行し、実は剛が真面目な学校でシャバい(ひ弱な)生活を送っていることを知ってしまいショックから家出してしまう。

豆三郎と初対面した津田は、「めちゃくちゃかわいい、目もくりんくりんでいい子!」と感激していたという。

「嵐の松本潤主演のドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日)では、俳優の田中哲史が松潤の胸中を代弁しストーリーテラーのような役割だったが、津田の場合、犬の声を演じるという斬新なアイデアで話題をさらった。今後、松の活躍する場面が増えるのでは」(芸能記者)

津田は昨年の「第15回声優アワードで主演男優賞」を受賞。その超イケボ(イケメンボイス、イケてるボイス)の人気はとどまるところを知らず、今最も忙しい声優と言われている。

昨年放送された吉高由里子主演のTBS系ドラマ「最愛」にも出演するなど俳優としても活躍。

庵野秀明監督が企画・脚本を務め、樋口真嗣監督がメガホンをとった話題作「シン・ウルトラマン」(5月13日公開)では、地球に来訪した外星人・ザラブの声を担当していることが発表された。

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