各地の武将隊招きにぎやか11周年祭 越後上越上杉おもてなし武将隊

 越後上越上杉おもてなし武将隊は4月29日、11周年祭「春日山城春の陣」を上越市藤野新田の上越観光物産センターで行った。

 市内外からゲストを迎え、特別ステージで節目を祝った。午前の部では保倉川太鼓、殺陣チーム越後軒猿衆と合同ステージ。午後はやまがた愛の武将隊(山形県米沢市)、信州上田おもてなし武将隊真田幸村と十勇士(長野県上田市)を招き、久しぶりの武将隊共演を実現。オープニングから100人を超えるファンが詰め掛け、拍手を送った。

米沢市、上田市から武将隊を迎えての記念祭。エンディングでは勢ぞろいでポーズを決めた

 ここ2年はコロナ禍により大幅な活動制限を余儀なくされたが、再開の兆しを見せている。30日には群馬県前橋市で開かれる「群馬戦国御城印サミット」に出演。県外への〝出陣〟は令和2年2月以来となる。

 パフォーマンスにも磨きをかけ、夏には新曲と新演武を発表予定。感染症対策を行った上で、春日山での対面によるもてなしを増やしていきたい考えだ。上杉謙信役は「今年は攻める姿勢を持ち、安全に配慮しながら、行けるところに極力出陣していきたい」と12年目の決意を述べた。

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