ザ・ウォンテッド 33歳で急逝した仲間を偲ぶ新曲をリリース 葬儀で演奏し発売望む声が高まる

ザ・ウォンテッドが新曲『ゴールド・フォーエバー(フォー・トム)』をリリースした。3月30日に1年5カ月にわたる脳腫瘍の闘病生活の末、33歳の若さで死去したメンバー、トム・パーカーに捧げる同曲は、2011年にリリースしたチャリティ・シングル『ゴールド・フォーエバー』をアレンジしたもの。現在全ての大手ストリーミングサービスでダウンロード及び再生が可能で、売り上げは慈善団体「ザ・ブレイン・チュマァ・チャリティ」に寄付される。

バンドのメンバーのマックス・ジョージ、ネイサン・サイクス、ジェイ・マクギネス、シヴァ・ケインズウォランらは先週のトムの葬儀で同新曲を演奏。SNSに投稿されるやファンらからオフィシャルリリースを望む声が上がっていた。

プレスリリースを通し「ザ・ウォンテッド、アイランド・レコード、同曲の作曲家及びプロデューサーらは全ての収益をイギリスを拠点とし、脳腫瘍の研究、啓蒙活動、そして患者らの支援と情報の提供を目的に活動するザ・ブレイン・ チュマァ ・チャリティに寄付する予定です」と発表、リリース後の1年間の純利益が同団体へ回されるという。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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