佐々木朗希と白井審判の件、プロ野球解説者・山本昌のコメントは？

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東海ラジオ『大澤広樹のドラゴンズステーション』(火～金17:15～17:57)4月26日の放送で、コメンテーターのプロ野球解説者・山本昌氏が、24日のオリックス対ロッテ戦での佐々木朗希投手と白井球審との件について触れた。この話題に触れたのは、番組パーソナリティの大澤広樹アナが「現役時代に一番多く、ストライク(と思った投球)をボールと判定されたであろう山本氏に、あえてこの件を聞いてみたい」という気持ちからだった。また、リスナーからの要望も多かった。

山本氏は「審判も人間だし、ピッチャーも絶対ストライクを取ってほしいボールもあるので、その辺が合わないと、それが態度に出るピッチャーもいるが、自分はそうではなかったかなあ。その日の審判のストライクゾーンを見極めることが大事だと思う。まあまあどっちも冷静に。プロのピッチャーとして、ストライクを取ってもらえるように。自分も『えー！』とか言ったが、平気な顔をしていた」とのこと。

さらに「そこを取らないなら、取るまで投げた。そこに投げてストライクと言わせたら勝ち。そこからあとは全部そこはストライクになる。態度に出すのは選手にとって得ではない。審判のほうも、若いからって言いに行ったわけではないと思う。あとで注意するなり、まあまあどっちも、両成敗というところで終わるんじゃないかと思う。ただ、以前に比べて審判の技術は上がっている」とも。

また「こういう話題のときに、必ず機械やAI審判の話が出るが、自分はそれは反対。 人間がやっているスポーツで、今はリクエストもあるし、コリジョンルールもあるが、やっぱりストライク・ボールの判定だけは審判にやってもらいたいとすごく思っている。自分がストライクと思ったボールは、審判にストライクと言わせるまで投げる。そのうち取ってくれるようになる」と、コントロールが信条だったレジェンド投手ならではのコメントを披露した。

※放送情報は変更となる場合があります。