1泊3,500円!宮島を対岸に望むかわいいスモールホテルに泊まってみた【バー&ホテル カラーズ宮島】

厳島神社に抱かれた世界遺産の島、宮島への玄関口にあるわずか6室のスモールホテル「バー&ホテル カラーズ宮島」。宮島にちなんだカラーが施された個性的な客室がそろい、2名で宿泊すれば1名3,500円~という破格のお値段が、なんとも魅力的なんです!

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インテリア雑誌から飛び出してきたようなカラフルな客室

宮島へのフェリー乗り場の目の前といってもいい、徒歩1分もかからない距離にある「バー&ホテル カラーズ宮島」。ゲストハウスだった建物をリノベーションして、2021年7月に全6室のスモールホテルとして誕生。

“ホテル”と名前は付いていますがバケーションレンタル的な要素が強く、フロントはなく、ホテルスタッフなどもいません。チェックインは1階のレストランとしても使えるカフェ&バーに置いてあるタブレットで。チェックインが完了すると客室の電子キーを解除する暗証番号が表示されるのでメモをお忘れなく! スマホなどで写真を撮っておくと安心です。

カフェ&バーの脇にあるちょっと薄暗い!? 階段を上っていくと……

暗証番号の入力なども問題なく解錠し、扉の向こうにはどんな客室が待っているんでしょう。

セカンドハウスにしたくなるオシャレでリラックスできる心地好さ

宿泊したのは「202・鳥居」。全6室の客室は、それぞれ異なる宮島にちなんだカラーが施されているんです。この“鳥居”は、もちろん厳島神社をイメージした朱色。ちょっと橙色がかっていますが、白壁に映えていい雰囲気。このほかにも、廿日市市の花“桜”をイメージしたピンク、宮島“弥山”をイメージしたグリーン、“紅葉”をイメージした黄色い部屋などがそろっています。

客室の広さは約19平方メートル。白木のフローリングが施された靴脱ぎスタイル。ソファやテーブルなども配されて、宮島のセカンドハウスのような居心地のよさ。色がうるさいかなと思っていたのですが、実際に過ごしてみるとまったく気になりません。インテリア雑誌から飛び出してきたようなオシャレな客室でリラックスできます。

ゆったりとしたダブルベッドが配され、ソファはベッドにもなるので最大3名まで宿泊可能。少し残念だったのはテレビがないこと。その代わりというわけではありませんが、プロジェクターが完備され、好きな映画や動画などを楽しむことが。朱色に映える真っ白な白壁は、そのためにも設けられていたのです。

一面鏡張りになった広々したパウダールームのほか、シャワーブースやトイレなども完備。バスタブはないので注意。

こちらも清潔感あふれる真っ白な空間が広がり、タオルなどはもちろんのこと、歯ブラシや綿棒、ティーセットなどのアメニティ、シャンプーやボディソープなども、ホテル同様に用意されているので快適に過ごせます。

瀬戸内の海の青さをイメージ!ペットも同伴OKでお泊りできる

カラフルな客室が気になったので、もう1室「301・瀬戸内海」をご紹介!

“瀬戸内海”をイメージした青がテーマ。とても清々しく爽快感あるデザイン。

2つのダブルベッドのほかソファベッドもあるので、最大5名まで宿泊可能。広さは約23平方メートル。

2名なら十分すぎる広さで、“暮らすように泊まる”ことができちゃいそう!

パウダールームだってこの通り、おしゃれですよ。

最大5名まで宿泊できる4室は、ペットもOK! ワンコやネコちゃん用のアメニティもしっかり用意されています。

ルーフトップから目の前に望む宮島の眺望

おしゃれなのにぬくもりもあって、何日も滞在したくなるような部屋、素敵でしょ! 3階建てのホテルの屋上には、ルーフトップバーにもなる、気持ちよいオープンエアの空間が広がっています。

宿泊者は自由に使うことができ、瀬戸内の海を挟んで、真正面に宮島を望む景観を楽しめますよ。

バー&ホテル カラーズ宮島

住所:広島県廿日市市宮島口1-8-11

料金:1名利用時/1泊素泊まり1名7,000円~ 2名利用時/1泊素泊まり1名3,500円~

CHECK IN/OUT:15:00/10:00

客室数:6室

アクセス:広島電鉄「広電宮島口駅」より徒歩約2分/JR「宮島口駅」より徒歩約4分

URL:https://colors-miyajima.jp/

※2022年4月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります

[Photos by (C)tawawa]

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