押井守が親しんできたカルチャーを語り尽くす!「押井守のサブぃカルチャー70年」本日発売

監督・押井守氏の「TV Bros.WEB」(http://tvbros.jp/)での連載をまとめ、加筆した書籍「押井守のサブぃカルチャー70年」が、本日5月2日に発売された。1951年生まれの押井氏が、ほぼ初めて触れたエンターテインメントだと語る「赤胴鈴之助」から、現在ハマっているというYouTubeまで、これまで親しんできた映画、テレビシリーズ、漫画、アニメなどを、その思い出とともに振り返りつつ、戦後日本がエンターテインメントを通じて何を表現し、社会を映し出してきたのかを語る1冊だ。

表紙・挿絵は人気アニメーター&監督の梅津泰臣氏の描き下ろし。また、構成・文は映画ライターの渡辺麻紀氏が担当している。

【本書の内容】

■ことのはじまり。

■第一章 「赤胴鈴之助」から「機動戦士ガンダム」まで
「赤胴鈴之助」の巻/宣弘社の巻/石ノ森章太郎の巻/「エイトマン」の巻/オマケの巻/「ミステリー・ゾーン」の巻/円谷プロダクションの巻/「機動戦士ガンダム」の巻

■第二章 「名犬リンチンチン」から「謎の円盤UFO」まで
海外ドラマの巻/「プリズナーNo.6」の巻/ジェリー・アンダーソンの巻

■第三章 モーツァルトから川井憲次まで
音楽の巻

■第四章 「少年」から「ビッグコミック」まで
漫画雑誌の巻

■第五章 「たっちゃんねる」と「Fラン大学就職チャンネル」
YouTubeの巻

■押井守×梅津泰臣 あとがき対談

【プロフィール】

押井守(おしい まもる)
映画監督。1951年生まれ。東京都出身。77年、竜の子プロダクション(現・タツノコプロ)に入社。スタジオぴえろ(現・ぴえろ)を経てフリーに。主な監督作品に「うる星やつら オンリー・ユー」(83年)、「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(84年)、「機動警察パトレイバー the Movie」(89年)、「機動警察パトレイバー2 the Movie」(93年)。「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(95年)は、アメリカ「ビルボード」誌セル・ビデオ部門で売り上げ1位を記録。「イノセンス」(2004年)はカンヌ国際映画祭コンペティション部門に、「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」(08年)はヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に出品された。16年にウィンザー・マッケイ賞を受賞。最新作は原作・総監督などを務めた「ぶらどらぶ」(21年)。

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