展示件数は124件!特別展「大安寺のすべてー天平のみおとけと祈りー」【奈良国立博物館】

特別展「大安寺のすべてー天平のみほとけと祈りー」 令和4年4月23日(土)~6月19日(日)

奈良国立博物館(奈良県奈良市)で、4月23日~6月19日まで特別展「大安寺のすべて―天平のみほとけと祈り―」が開催されます。それに先駆け、報道陣向けプレスプレビューに行ってきました!今回は作品の一部や会期や料金など詳しい情報をお届け!

作品の一部を動画でお届け!

現在の大安寺は、癌封じなどで知られていますが、見た目はお世辞にも華々しいお寺とは言えません。
しかし、聖徳太子が推古天皇二十五年(617)に創建した熊凝精舎に由来するとされ、
日本最初の天皇の寺に起源を持ち、南都七大寺の一つであり昔は大寺院だったのです。
現在は度重なる災禍により、当時の25分の1の大きさ、小堂1つ残すのみとなってしまったけれど、
1300年の時を経て寺宝や記録、発掘調査の成果から、かつての様子が明らかになってきました。

現代に蘇った大安寺の感動をぜひその肌で体感してみてください。

一部をご紹介

聖徳太子像

隅木先金具

隅先金具・鉄釘

家形埴輪

蓮華文軒丸瓦・唐草文軒平瓦

緑釉陶器・灰釉陶器・白磁(大安寺旧境内出土)

七大寺日記

鬼瓦(伝大安寺出土)

弓箭及箙(奈良 般若寺)

十一面観音立像

癌封じの仏様として崇敬されている

複雑に刻み出された華麗な胸飾り

伝不空羂索観音立像

四天王立像(奈良 大安寺)

浄瓶・水瓶(杉山古墳周濠出土)

刺繡釈迦如来説法図

東大寺縁起絵巻 下段(奈良 東大寺)

弘法大師像(奈良 大安寺)

大安寺伽藍図(奈良 大安寺)

金銅透彫舎利容器(奈良 西大寺)

CGで蘇った大安寺の伽藍

information

【会期】令和4年4月23日(土)~6月19日(日)
前期:4月23日(土)~5月22日(日)
後期:5月24日(火)~6月19日(日)

【会場】奈良国立博物館東西新館
【休館日】毎週月曜※ただし5月2日(月)は開館
【開館時間】9:30~17:00(4月29日(金)~5月7日(土)は19:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
※名品展とは開館時間が異なります

【観覧料金】※前売券の発売は2月24日(木)から4月22日(金)まで
一般 当日1,800円 前売・団体1,600円
高大学生 当日1,500円 前売・団体1,300円
小中学生 当日800円 前売・団体600円

公開講座も開催される

講座を聴講するには事前予約が必要です。

①4月29日(金・祝)「大安寺伽藍縁起幷流記資財帳の考古学」
②5月21日(土)「大安寺の祈りと営み-出土品を中心に-」
③6月11日(土)「大安寺の仏像」

オリジナルグッズ付きチケットも販売

詳しくはこちら

奈良国立博物館 東新館・西新館

  • 住所/奈良県奈良市登大路町50
  • 電話/050-5542-8600
  • 営業時間/9:30~17:00(土曜日は19:00まで)備考/入館は閉館の30分前まで。
  • 定休日/月その他休業日/休日の場合はその翌日。連休の場合は終了後の翌日
  • 駐車場/無(近隣に有料駐車場あり)

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