1箱分の古本を持ち寄って販売する「田辺駅前みかん箱古本市」が21日、JR紀伊田辺駅前の田辺エンプラス（和歌山県田辺市湊）マルシェスペースである。本との出合いの場をつくるのが狙い。主催の南紀みらいは出店者を募集している。
古本市では、主催者が用意したミカン箱（幅61センチ、奥行き43センチ、高さ31センチ）を「本棚」に、それぞれが「店主」となって自分で選んだ古本を販売する。「本棚」の箱は持ち込みも可能。
募集は7店。出店希望者は7日までに田辺エンプラスのホームページから申し込むか、1階に設置している申込書に記入して2階事務所に提出する。出店料は500円。
当日は午前11時～午後4時、雨天決行。県内外の個性的な5書店も出張「出店」する。
南紀みらいの担当者は「目的を持って探すネット検索と違い、いろいろな本棚をのぞくことで、偶発的な本との出合いを楽しんでもらいたい。いい本は、視野を広げてくれる。書店に興味を持つきっかけにもなればうれしい」と出店、来場を呼びかけている。
申し込み、問い合わせは南紀みらい（0739.25.8230）へ。
