坂出市が「パートナーシップ宣誓制度」を6月に導入 香川県では14市町目

坂出市は、同性のカップルに結婚に相当する関係を認める「パートナーシップ宣誓制度」を、6月に導入する方針を明らかにしました。

坂出市の有福哲二市長が、2日の会見で明らかにしたものです。

「パートナーシップ宣誓制度」は申請があった同性のカップルに対し、結婚に相当する関係を認める証明書を市が発行するものです。証明書に法的な効力はありませんが、市営住宅の入居や市立病院の手術の同意などで、家族同様の扱いを受けられます。

利用できる医療機関を増やすため、坂出市は医師会などにも働き掛ける予定です。

(坂出市/有福哲二 市長)
「パートナーシップ宣誓制度で、その環境を整えていくことが大事だと思ってます。その時にしっかり受け入れられるかということだと思ってます。住みづらいと思われないようにしていきたい」

これで、香川県では14の市と町がパートナーシップ宣誓制度を導入することになります。

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