本田翼がボーイズグループの“寮母”に。「君の花になる」でTBSドラマ初主演

本田翼が、TBS系で10月にスタートする連続ドラマ「君の花になる」(火曜午後10:00、開始日未定)で主演を務めることが分かった。本田の同系ドラマへの出演は2017年の「わにとかげぎす」以来約5年ぶりとなる。

ドラマは、ある出来事により挫折した元高校教師の主人公・仲町あす花(本田)が、崖っぷちのボーイズグループ7人の寮母となり、一緒に“トップアーティストになる夢”に向かっていく物語。あす花は、突如ボーイズグループが共同生活する寮の“寮母”になったことをきっかけに、かつての教え子・佐神弾と再会する。弾がグループのリーダーとして夢に向かって真っすぐ挑戦する姿に心を打たれ、気付けば教師だった頃の情熱を取り戻し、自身の挫折とも向き合うようになっていく。30歳の節目に、恋も仕事も友情も新たなステージへ進む女性の成長と胸キュンを描いたオリジナルストーリーだ。

本田が演じるあす花は、その名の通り“つらいことがあっても明日には花を咲かせて、誰かの力になる”常に周りを明るく照らす女性。「先生になる」という幼い頃からの夢をかなえ、高校教師として日々前向きに奮闘していたが挫折し、引きこもりになってしまう。無職になったあす花が姉の家に転がり込んで3年が経つ頃、ある事情から、アパートの住み込み寮母をすることになる。

思わぬ再会に驚く暇もなく、あす花と個性豊かなイケメン7人の共同生活がスタート。日々、料理・掃除・洗濯に追われながら、デビューしても崖っぷちの彼らに全力で向き合っていく。やがて、トップアーティストになる夢に向かう弾から、「俺があんたを見たことのない世界に連れてくから!」と宣言されたあす花は、ステージで輝く彼の姿を見るたびに胸が高鳴るように。これは母性? それとも、恋なのか?

教師になる夢を実現させるも破れてしまい、心を閉ざしてしまったあす花。元教え子と再会した今、立ち止まっていた彼女が再び走り出す。先の見えない不安が多い時代、突如降りかかる厳しい現実に打ちのめされることがあっても、“誰かを好きになること”“夢を諦めないこと”“誰かの幸せを思うこと”、そして“誰かと同じ時間を分かち合うこと”で、生きがいを見つけることができる。ため息が出るほどの高い壁や突然現れる人生の落とし穴があっても、人は何度でも、立ち向かっていける。本作は、「君の花になる」というドラマタイトルのように、主人公をはじめ登場人物全員が「誰かの花(=力)になることができる」というメッセージを届けていく。

また、このたび本田のドラマファーストビジュアルを公開。エプロンに身を包んだ本田演じるあす花が、共同生活を送る男子7人の寮母として働く様子を表現。ボーイズグループ7人の存在が垣間見える小物が散らばったデザインとなっている。全体的にカラフルで温かみのある色合で、7人のために奔走するあす花の明るさや元気さといった人柄も表現したビジュアルだ。

さらに、物語の重要なキーとなるボーイズグループの7人は、オーディションを通して、芝居・ダンス・ボーカルとそれぞれの得意分野やバックボーンの異なるフレッシュな若手を選抜。この7人は劇中だけでなく、期間限定のボーイズグループとして実際にデビューすることが決定している。主題歌・劇中歌などの楽曲発表や、物語と連動したライブ、イベントなど多岐にわたる活動を行っていく予定だ。

今回、同局として初めてドラマ放送前から長期にわたって、彼らのメーキング映像をTBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」(https://www.tbs.co.jp/kiminohananinaru_tbs/)にて公開。約1年という準備期間をかけて、異なる分野で活躍する7人が一つのグループになっていく様子を、オーディション時の映像、芝居・ダンス・ボーカルレッスンなど、多種多様なオリジナルコンテンツとして毎週届けていく。

気になるボーイズグループ7人の詳細は、5月4日からドラマ各公式SNSで順次公開予定。このお披露目のために撮り下ろされた彼らのかっこいいファーストビジュアルにも注目だ。

本田は「今回、主人公の仲町あす花を務めさせていただくことになり、とてもうれしく思うと同時に、共演のボーイズグループの男の子たちをけん引する立場でもあるので、身の引き締まる思いです。また、ボーイズグループのお世話係という、今まで聞いたことも演じたこともない役柄で、さらにはオリジナルストーリーなのでどんな展開が待っているのか、今からワクワクしています」と心境を明かす。

そして、「あす花は一度、教師の夢をかなえたにもかかわらず、ある事情で諦め、挫折から抜けだせない状態なのですが、夢に向かうボーイズたちに出会い、本来のあす花を少しずつ取り戻していきます。その心情と過程を丁寧に表現していきたいと思っています」と役作りを語る。

加えて「メンバーには元教え子がいるのですが、彼との“キュンポイント”にもぜひ期待していただきたいです。いろいろと盛りだくさんの展開ですが、今回なんといっても注目していただきたいのは、ボーイズグループの成長です。このドラマ企画で結成されたグループですが、全員がキラキラで個性豊かな面々です。ぜひ“推し”を見つけていただき、応援してもらえたらうれしいです。『君の花になる』は、皆さんがあまり見たことのないドラマになるのではないかと感じていますので、楽しみにしていただけたらと思います」と見どころを話している。

番組を手掛ける黎景怡プロデューサーは「この秋の火曜ドラマは、本田翼さんと新生ボーイズグループが元気いっぱいのラブコメディーをお届けします! 主人公のあす花は名前の通り『つらいことがあっても、明日にまた花を咲かそう』と周りを明るく照らす女性です。見る人まで元気になるような弾ける笑顔が魅力的な本田さんはまさにイメージぴったりで、あす花を演じていただけることを大変うれしく思います。しかしそんなあす花でも、多くの方々と同じように挫折を経験して一度立ち止まります。特に今の時代で、再出発や新しいことへの挑戦はとても勇気がいることですが、あす花が元教え子との再会をきっかけに再び前向きになる姿を通して、見る方の背中をそっと押せるようなドラマをお届けしたいです」とドラマに込めた思いを伝える。

続けて「これからボーイズグループメンバーの解禁をはじめ、放送前からお楽しみいただけるコンテンツなど、早く皆さんにお届けしたいワクワクが盛りだくさん。『目が足りない!!』と叫びたくなるような、尊い青春と胸キュンが詰まった火曜ドラマで、視聴者の皆さまに元気と希望をお届けできるよう、『君花』チーム一同精いっぱい頑張ってまいりますので、ぜひご期待いただければと思います」とアピールしている。

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