元宝塚花組娘役・華優希、研究者役で「パンドラの果実」第3話に出演

日本テレビ系連続ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」(土曜午後10:00)の5月7日放送・第3話に、昨年7月に宝塚歌劇団を退団した元花組トップ娘役の女優・華優希がゲスト出演する。

ディーン・フジオカが主演を務める本作の原作は、中村啓氏の「SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦」(光文社文庫)。最愛の妻を亡くした警察官僚・小比類巻(ディーン)と、科学界を離れた天才科学者・最上友紀子(岸井ゆきの)が、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当し、科学犯罪対策室に託された法整備や警察機構の対応が追いついていない“不思議で不可解な事件”を、科学捜査ではなく、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく。日本テレビ×Huluの共同製作ドラマとして、4月の地上波放送はSeason1・全10話で完結。その後、HuluオリジナルのSeason2・全6話が独占配信される。

第3話では、さまざまな科学研究を手掛ける「笠森研究所」で、遺体が自ら歩いて行方不明になるという事件が発生。「笠森研究所」には、研究に使用するための献体遺体が保管されている。遺体安置所の監視カメラには、不法侵入した動画配信者が撮影した遺体が起き上がって歩き出す様子が映っていた。華は、科学犯罪対策室が捜査の中で訪れる研究所の植物バイオテクノロジー研究者・安田弥生役で登場。科学者として憧れの最上に会って研究の話で意気投合する。

「出演が決まった時、まず羽住(英一郎)監督の作品に出演できること、お仕事でご一緒させていただけることが、光栄で、とてもうれしかったです」と喜びを口にする華は、「脚本を読んで、一見非現実な事件が、科学の力によって現実味を帯びてくるこの作品の世界観にワクワクしました!」と物語に興奮した様子。

そして、「私は植物研究学者という役どころを演じさせていただきましたが、研究者の心ひかれて止まないものへの探究心や、研究することが楽しくて仕方がなく、憧れていた人に会えた気持ちの高ぶりなどはとても共感しやすいなと感じました」と役柄について触れ、「弥生のパンドラの箱が、最上博士のパンドラの箱とどう共通点を感じてもらえるか、皆さまにもお楽しみいただければと思います」とメッセージを寄せている。

遺体が自ら歩いて行方不明になるという事件が発生し、小比類巻、最上、刑事の長谷部勉(ユースケ・サンタマリア)は、遺体が見つかった「笠松研究所」のある山梨へ向かう。「ありえないでしょ」と、死者のよみがえりを信じない最上は、事件よりも、ほうとうと信玄餅に興味津々。長谷部もそちらに乗り気だ。そんな2人をよそに、小比類巻は事件に強い興味を抱く。

「笠森研究所」の遺体安置所の監視カメラには、不法侵入した動画配信者の八木(長谷川ティティ)と赤井(長村航希)が撮影中、遺体が起き上がって歩き出す様子が映っていた。その姿は、まさしくゾンビ。よみがえった遺体の身元は、末期がんで亡くなった土屋という男性だった。土屋は、前日に入院先の病院で死亡確認された後、研究所に運び込まれた。死者のよみがえりに隠された衝撃の真実とは!?

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