横浜・中区のスポーツセンター体育室で天井パネル落下 雨水の重さで落下か けが人なし

天井から落下したパネル(横浜市提供)

 横浜市中区は1日、市中スポーツセンター(同市中区)の体育室で同日午後5時ごろ、天井パネル1枚が落下したと発表した。けが人はなかった。

 区によると、落下したのは縦100センチ、横120センチ、厚さ3センチのパネル。耐熱材に化粧紙を貼ったもので、高さ約12.5メートルの天井から落下した。体育室では以前から雨漏りがあり、スポンジ状の断熱材が吸収した雨水の重さで落下したとみて、原因を調べている。

 落下当時の重さは不明だが、水分がある程度抜け出た2日時点でも約3キロあった。当時は16人が利用していたが、けが人はなかった。

 パネルが落下した第1体育室の天井は、建築基準法改正によって定義された、脱落によって重大な危害を生ずる恐れがある「特定天井」に当たり、市は6月から改修工事を予定していた。安全が確認されるまで、第1体育室の立ち入りを禁止する。

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