鹿島vs磐田!黄金の「ナショナルダービー時代」ユニフォーム6選

3日の明治安田生命J1リーグ 第11節で、鹿島アントラーズとジュビロ磐田が3シーズンぶりに激突する。

この2チームがオセロの白黒のごとくタイトルを奪い合った90年代後半からの黄金期。ライバル意識をむき出しにした両者の熱い戦いは「ナショナルダービー」と呼ばれたほどである。

ここでは、そんな鹿島と磐田の黄金時代から厳選して記憶に残るユニフォームをご紹介したい。

磐田(1999)

ジュビロ磐田 1998-99 Puma ホーム

選手:高原直泰

年間総合順位:優勝(1stステージ優勝、2ndステージ12位)

98年、99年の2シーズンで使用したユニフォーム。シャツは全体にピンストライプを走らせ、ボディと袖を完全に色分けしたデザイン。98年はナビスコカップも優勝し、このユニを着て2年連続でタイトルを獲得した。

磐田(2001)

ジュビロ磐田 2000-01 Puma ホーム

選手:藤田俊哉

年間総合順位:2位(1stステージ優勝、2ndステージ2位)

2001シーズンは1stを優勝、2ndを2位と安定した強さを発揮したが、チャンピオンシップで鹿島に敗れている。2000年、01年の2シーズンで使用したユニフォームは98-99モデルを踏襲したようなデザインで、ボディと袖を完全に色分けするスタイル。

磐田(2002)

選手:中山雅史

年間総合順位:優勝(1stステージ優勝、2ndステージ優勝)

磐田は1st、2ndの両ステージで優勝し完全優勝を達成した(チャンピオンシップも開催されず)。そして2002年を最後にJ1リーグタイトルから遠ざかっている。ユニフォームはサックスブルーの占める割合が増え、ある意味では後のユニフォームの原型とも言えるデザイン。

鹿島(1996)

鹿島アントラーズ 1995-96 Mizuno ホーム

選手:ジョルジーニョ

年間総合順位:優勝(※リーグは1シーズン制)

Jリーグ初の1シーズン制開催となった96年は21勝9敗で鹿島が優勝(引き分けは無く、延長戦・PK戦で必ず勝敗を決めた)。ユニフォームは95年からの継続使用で、Mizunoがリーグ一括でサプライヤーを務めた最後のシーズンとなった。

鹿島(1998)

鹿島アントラーズ 1998-99 Ennerre ホーム

選手:秋田豊

年間総合順位:優勝(1stステージ5位、2ndステージ優勝)

磐田とのチャンピオンシップを制して96年以来となるリーグ年間優勝を達成。98年はゼロックス・スーパー杯も優勝し2冠を成し遂げた。ユニフォームは97年のUmbroを挟んで、98年からイタリアのブランドEnnerre(エネーレ)がサプライヤーに。グレーを配したキットカラーが2冠の記憶とともに残る。

鹿島(2000-01)

鹿島アントラーズ 2000-01 Ennerre ホーム

選手:柳沢敦(上)、名良橋晃

年間総合順位(2000年):優勝(1stステージ8位、2ndステージ優勝)

年間総合順位(2001年):優勝(1stステージ11位、2ndステージ優勝)

2シーズン続けて2ndステージ優勝、そしてチャンピオンシップ制覇という展開に。また、2000シーズンはナビスコ杯と天皇杯も優勝し3冠を達成した。2000年、01年で使用したこの襟付きのユニフォームは、リーグ2連覇と3冠という栄光の記憶と共にある。

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