箱根優勝 支援に感謝 青山学院大 妙高市役所訪問

 第98回箱根駅伝(1月2、3日)を妙高市のロゴ入りユニホームで走り、2年ぶり6度目の総合優勝を飾った青山学院大の選手や監督が2日、妙高市役所を訪れ、支援に感謝した。

あいさつする原監督(妙高市役所コラボホール)

 同大陸上競技部は2004年から、同市杉野沢を拠点に合宿を行っている。それを縁として市がスポンサーになり、昨年の箱根駅伝からユニホームにロゴを表示。資金確保でクラウドファンディングを実施した。

 今年の箱根駅伝で同大は往路、復路を制し、大会新記録を樹立した。

 この日、市役所を訪れたのは15人。市民や市職員が拍手で出迎え、花束を贈った。本県出身の岸本大紀選手(4年)は歓迎について「本当にうれしい」と語った。

 原晋監督は「妙高市のサポートを得て、成長させていただいた。妙高市と一体となった戦いができた」と感謝した。

 入村明市長は「見たことのない、素晴らしい制覇」とたたえ、「(今後も)この地が応援する」と述べた。

 市役所訪問は妙高での合宿中に行われた。宮坂大器主将(4年)は「チームをまとめて連覇したい」と決意を新たにしていた。

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