<新型コロナ>40代含む男女5人が死亡、埼玉で1045人感染 新クラスターの発生、学級閉鎖も続く

埼玉県庁=埼玉県さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは2日、新型コロナウイルスに感染していた40~90代以上の男女5人が死亡、新たに1045人の感染を確認したと発表した。感染者数が2千人を下回ったのは4月30日以来、3日連続。内訳は県発表が733人、さいたま市69人、川口市114人、川越市67人、越谷市62人。これまでに確認された感染者は51万4081人、死者は1456人(2日午後6時現在)。

 1日夜時点の重症者は6人、感染者の入院は576人、宿泊療養447人、自宅療養1万3116人。退院・療養終了は49万6186人。

 県によると、県管轄で死亡した3人は40~90代の男女。感染の詳細が判明した感染者は前日午後分を含め未就学児~100代の男女839人、うち、みなし陽性は22人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた5施設に加え、新たに高齢者施設1施設で6人の入所者が感染した。会食で感染が疑われるのは10、40代男女2人。県教育局によると、県立学校で児童生徒32人が感染し、学級閉鎖を12校で16件実施した。ワクチンを3回接種していた10~100代以上の男女127人、2回接種していた10歳未満~90代の男女253人が感染した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女69人。

 川口市によると、感染が判明したのは未就学児含む10歳未満~90代の男女114人。3小学校で3学級が閉鎖中。

 川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の67人。

 越谷市によると、80~90代以上の男性2人が死亡した。感染が判明したのは10歳未満~70代の男女62人。

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