コンビバの新データにより、TikTokのアルゴリズム解読に成功して大きな利益を獲得したブランドが判明

コンビバがアカウント1500超のソーシャルインサイト分析を行ったところ、スポーツリーグとストリーミングパブリッシャーが最も多くのフォロワーを獲得していることが判明:質の高いコンテンツを継続的に投稿することが、忠実度の高いフォロワー形成の鍵

米カリフォルニア州フォスターシティ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ストリーミングメディア向け継続測定分析プラットフォームを提供するコンビバは本日、年次TikTok(ティックトック)ベンチマーク&戦略ガイドの3冊目を発表しました。このガイドは、TikTokの検証済みブランドアカウント1500超を調査したもので、全体でフォロワー数は14億2000万、投稿動画は59万1000本に上ります。本報告書では、世界的流行病に後押しされたTikTokの人気上昇を最も効果的に活用しているブランドについて詳述し、最も成功したブランドが2021年3月から2022年3月にかけて、平均52万7000人の新しいフォロワーを増やすことができたことを明らかにしています。

コンビバの戦略担当バイスプレジデントを務めるNick Ciceroは、次のように述べています。「今回の世界的流行病が始まった当初、多くのブランドはまだTikTokをマーケティング戦略における強力なツールとして完全に取り入れることをちゅうちょしていました。しかし、この18カ月の間にTikTokの成長と人気は爆発的に高まり、ブランドはこの膨大に増加したオーディエンスを取り込む戦略の構築と実行を競っています。減速の兆しが見えない中、ブランドはどのような戦術、すなわち質の高いコンテンツを一貫して投稿することが、TikTokでのエンゲージメントとブランド構築の面で実際に目立った変化をもたらすのかを理解することが重要です。」

コンビバが測定した業界全体では、スポーツリーグのアカウントが96万9800人と年間の平均フォロワー数の増加で最多を達成し、次いでスポーツメディアが82万5000人となりました。TikTokの4つのアカウント(トッテナム・ホットスパー、チャンピオンズリーグ、マンチェスター・ユナイテッド、ネットフリックス)はいずれも、昨年1年間にフォロワーが1000万人以上増えました。ESPNはフォロワーの増加が910万人とわずかの差で追っています。また、スポーツリーグはスポーツメディアのアカウントを抑え、2021年に最も成長した分野となりました。

昨年、多くのブランドが理解したように、コンビバの調査によると、TikTokのフォロワーを増やすには、一貫して投稿することが大きな違いを生むことが分かりました。測定した1500件のブランドアカウントのうち、過去1年間の平均投稿回数は189回で、昨年の平均から13%増加しました。また、フォロワー数増加の上位20位にランクしたアカウントでは、過去1年間の投稿回数が全アカウントの平均の約7.1倍となりました。上位成績のアカウントでは、1日当り3~4回となっており、昨年の報告書における2~3回から増加しています。

エンゲージメントがブランドにとって重要な指標となったことを踏まえて、コンビバは今年の報告書に平均エンゲージメント率ランキングを追加しました。コンビバのデータによると、10万人未満のフォロワーを持つブランドの平均エンゲージメント率は28%と非常に高く、これはTikTokが新しいアカウントにフォロワーを増やすために必要なオーガニックリーチを提供するための研ぎ澄まされた能力を備えていることを示しています。しかし、フォロワー数が増えるにつれて、エンゲージメント率は低下するのが一般的です。例えば、オーディオトラックが再共有されることで有名なアカウントであるファミリー・フュードは、100万人以上のフォロワーを持つアカウントでエンゲージメント率が41.6%と首位の座に立ちました。

その他の調査結果は下記の通りです:

  • 9つのスポーツリーグのうち、プレミアリーグのチームの平均フォロワー数が320万人と最も多く、次いでリーグ1の210万人、ラ・リーガの170万人でした。欧州のサッカーチームは、トップ20に8チームがランクインし、最も成長の速いアカウントリストで優勢な位置にあります。
  • 米国のスポーツチームで最もフォローされているのは、370万人のゴールデンステート・ウォリアーズ、200万人のカンザスシティ・チーフス、170万人のダラス・カウボーイズでした。トップ25にランクインしたアメリカのチームは、チーフス、カウボーイズ、ウォリアーズのみでした。
  • ギネス世界記録は、フォロワー数が1910万人で、ブランドリストの首位を維持しました。
  • 全体的に、エンゲージメント率のランキングは、テレビとエンターテインメントのアカウントが優勢です。これらのアカウントは、動画当りの平均のシェア数、コメント数、「いいね」数が最多となっています。
  • ブランドランキングでは、ロブロックスとフォートナイトがそれぞれ790万人と770万人で2位と3位を占め、ゲームが今年は大きな存在となっています。
  • WWEは、最もフォローされているスポーツリーグとしてNBAを抜きました。

コンビバは、最新のベンチマークデータを提供するだけでなく、2022年にTikTokで成功を収めるために採用すべき具体的な先見的動向も紹介しています。これらの戦略を活用し、新登場のソーシャルメディアプラットフォームについての詳細を知りたい企業は、コンビバのTikTokベンチマーク&戦略ガイドをhttps://www.conviva.com/state-of-streaming/convivas-2022-tiktok-benchmarks-strategy-guide-for-brandsからダウンロードできます。

コンビバ・ソーシャル・インサイツについて

コンビバ・ソーシャル・インサイツ(Conviva Social Insights)は、世界一流のパブリッシャー、ブランド、スポーツ組織に、ソーシャル分野全体(フェイスブック、インスタグラム、ツイッター、ティックトック、スナップチャット、ユーチューブ)における包括的なクロスプラットフォームのソーシャルメディア分析機能を提供し、どのアカウント、投稿、動画が最高のパフォーマンスを示しているかを容易に発見し、その理由を分析できるようにします。ソーシャルインサイトは、ブランドやストリームビデオのパフォーマンスをモニタリングするためのカスタマイズ可能なリーダーボードや調査ツールも提供しており、マーケターはキャンペーンの対象を絞り込み、ROIを最大化することができます。詳細については、https://www.conviva.com/social-insights/をご覧ください。

コンビバについて

コンビバは、ストリーミング事業の企業が競合他社に先駆けて自社事業を成長させるために、観測から数秒以内に行動できるよう支援しています。コンビバのContinuous Measurement Analytics(継続測定分析)プラットフォームは、サーバーサイドでのリアルタイムの大規模なセッション化により、包括的かつ継続的な全数調査レベルの測定を実現します。単一のセンサーと単一のパイプラインを使用することで、当社の58件の特許プラットフォームにより、マーケター、広告主、技術運用、エンジニアリング、顧客ケアのチームは、オーディエンスの獲得、エンゲージメント、収益化、保持を行うことができます。コンビバは、DAZN、ディズニープラス、フールー、パラマウントプラス、ピーコック、スカイ、スリングTV、TED、ワーナーメディアなどのブランドが、ストリーミング・メディアがもたらす素晴らしい機会を活用できるよう支援することに注力しています。当社のプラットフォームは現在、3兆件近くのストリーミング・データ・イベントを毎日処理し、5億人以上のユニーク視聴者が40億のストリーミング・アプリケーションをデバイス上で使って年間2000億本のストリームを視聴できるようにしています。コンビバはあらゆる規模のデジタル・ビジネスが、すべての配信、すべての画面、すべての瞬間において、ストリーミングを改善できるようにしています。詳細については、www.conviva.comをご覧ください。

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