大先輩への苦言で男を上げた和田唱

女優の上野樹里の夫で、ロックバンド「トライセラトップス」のボーカル&ギターの和田唱が2日、自身のツイッターを更新。この日までに、泥酔状態でライブに出演する一部ミュージシャンへの苦言を投稿して論議を巻き起こしていたが、そのミュージシャンが人気バンド・ユニコーンの奥田民生で、奥田から謝罪を受けたことを明かした。

2日の夜までに一連のツイートは削除されてしまったが、事の発端はトライセラトップスは4月30日に宮城県内で行われた野外ロックフェス「ARABAKI ROCK FEST.22」の2日目にトリとして出演し、奥田ら豪華なゲストも登場しバンドの25周年に花を添えていた。

和田は翌1日のツイッターでゲストに感謝しつつ、その後、《昨日は最高だった。最高だったよ。でも一言言わせてくれ。ステージ上での泥酔を良しとする風潮はどうなのよ?それを最高だの可愛いだの言うお客さんも俺はどうかと思うし、許してるスタッフの大人たちも問題ありだと思う》と投稿し疑問を呈した。

その後も、《もうさ、この変わり映えしないロック界のピラミッド社会、いい加減壊して行かないかい?俺達から下の世代のミュージシャン諸君》などと連投していた。

そして、2日夜、和田は《民生さんと直接やり取りができた。民生さんは謝罪をしてくれた》などと泥酔してステージに上がったミュージシャンが奥田だったと明かし、謝罪を受けたと説明。一連のツイートを消すことを宣言し実行した。

「奥田がいかにヒドかったかはネット上で複数の観客が報告し、和田には同情が集まっていた。とはいえ、なかなか大先輩に対して苦言を呈すことは躊躇されると思われるが、よほど腹にすえかねたのでは。とはいえ、勇気ある行動で男を上げた」(芸能記者)

先月、オリジナルアルバム「Unite/Divide」を発売。和田の言動のみならず、作品にも注目が集まりそうだ。

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