大河ドラマ「鎌倉殿の13人」館 オープン2カ月で来館者5万人

入館5万人目となった溝内さん(後列中央)と久保田会長(右)=鎌倉市の鶴岡八幡宮境内

 NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の世界観が体感できる「大河ドラマ館」の来館者が3日、開館64日目で5万人に達した。節目の入館者となった東京都北区の溝内克信さん(52)に記念証やオリジナルのハンカチ、菓子などの記念品が贈呈された。

 溝内さんは家族4人で来館。大河ドラマを毎週見ているといい「鎌倉時代や三谷幸喜さんの作品が好きで来た。5万人目と聞いてびっくり」と驚いていた。

 同館を運営する大河ドラマ「鎌倉殿の13人」鎌倉市推進協議会の久保田陽彦会長は「(昨年大河ドラマ館のあった)東京都北区から来られたことに縁を感じる。鎌倉にはドラマ館以外にも楽しいところがいっぱいあるので、家族で思い出を作っていってほしい」と話した。

 同館は3月1日にオープン。ドラマの出演者の小道具や衣装が展示されているほか、ストーリーの魅力を伝えるオリジナル映像が見られる「シアター」などを備えている。

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