人気プロゲーマーSaRa 障がい者への不謹慎発言で活動停止処分 

eスポーツチーム・REJECTは3日、同社に所属するプロゲーマー・SaRa選手に対し、12月末までの活動停止処分、当該期間の報酬全額カット、社会貢献活動への参加を公式サイトで発表した。

1日、同社所属の他選手の配信中に、障がい者をやゆする発言が入り込み、それが同施設内で別のゲームをプレイしていたSaRa選手のものだと判明。「なんでそこクリアリングすんの?」と声を荒らげると、「障がい者やろマジで」と続けた。発言を聞いた配信中の選手は「SaRaさん?配信付けてるよ」とすかさず注意していた。

同社は、この日公式サイトで「本件につきましては、選手をマネージメントする当社の監督不行き届きによるものであり、このような事案が生じたことを重く受け止め、深く反省しております。SaRa選手の今回の発言は決して許されるものではなく、厳しい処分が必要であると判断いたしました。それと同時に、SaRa選手が自分の過ちを心から反省し更生する機会を与えるべく、上記の処分を決定いたしました。また、今後は当社所属の選手・ストリーマー、マネージャーを始めとする全てのスタッフに対して、コンプライアンス意識の徹底を図るべく、コンプライアンス教育の見直しを行い、継続的なコンプライアンス研修を実施いたします。また、内部管理体制の強化を行い、再発防止に取り組んでまいります。最後になりますが、REJECTを応援してくださるファンの皆様、スポンサー各社の皆様をはじめ関係各位に多大なるご迷惑おかけしたことを、改めて深くお詫び申し上げます。また、本件に関して、ご不快な思いをされた方々に、心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」とつづっている。

SaRa選手も同日、自身のツイッターを更新し「僕の発言は決して許されないものであり、重く受け止めています。改めて、応援してくださるファンの皆様、また関係者の皆様、ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません。僕の発言で不快な思いをされた方々に、深くお詫びいたします」と謝罪した。

(よろず~ニュース編集部)

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