自民改憲案の意義を語る 自主憲法制定沖縄県民会議が那覇で集会

 自主憲法制定沖縄県民会議(西田健次郎会長)は3日、那覇市の県立博物館・美術館で「第14回新しい憲法をつくる沖縄県民の集い」を開いた=写真。新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となった。約70人が来場した。

 自民党の国場幸之助衆院議員と宮崎政久衆院議員が講演した。国場氏は自民党内の憲法改定を巡る議論の歴史を説明し、自民党が提案している「自衛隊の明記」や「緊急事態条項の導入」などについてその意義を語った。宮崎氏は「復帰50年を迎える沖縄からこそ憲法改正をしっかり考えるべきだ。『ここは変えたい』と言える機運をつくっていきたい」と話した。 (狩俣悠喜)

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